ふらいんぐうぃっち 総評
高校入学に合わせて親元を離れることになった新米魔女、木幡真琴。
彼女は使い魔のチトと一緒に青森にある親戚の倉本家に居候し、又いとこの倉本千夏、倉本圭と生活を送りながら魔女としての修行を積むことに。
引っ越して早々、真琴は、猫であるチトと話している会話を千夏に聞かれ、警戒心を持たれてしまう。
新しく始まった高校生活では、圭の紹介でクラスメイトの石渡なおと知り合いになるのだが…。
(公式ホームページ1話より抜粋)
そんな『』の私の評価ですが...
SS
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ふらいんぐうぃっち 総評
放映日:2016年04月~2016年06月(全12話)
私が視聴した放映局:日本テレビ
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
最後まで決してブレない日常系のシナリオ。変にシリアスな場面を作ることもなく、良い意味で淡々と紡がれていく日常と、その中にちょこっとだけ混ざった「魔女」という名のエッセンスが良い形のアクセントとなっている。
原風景というか、心象風景というか、そんな感じ。
演出 評価:S
戦闘描写があるわけでもなければドロドロの心理描写が必要なわけでもない。ただ随所に挟んでくる風景とBGMと「間」のバランスが絶妙に素晴らしい。
作画 評価:S
背景がとにかく綺麗。キャラクターたちも綺麗で可愛く健康的。
CAST 評価:S
母親役の井上さんや杏子役の井口さん、使い魔ズのキャスト以外は正直、あまり目にしないキャスティングだったわけだ。そうしたところでどうなるかというと、やはり素直に賛否はあるだろう。特に圭とか棒な感じだし。でも、そんなところが私は圭らしいと思うし、変に「アニメアニメ」しているような声や演技よりはこの作品の作風には合致してたと思う。
っていうか、圭はもうあの声とあのテンションとあのトーンじゃないとダメだろw
OP/ED/BGM 評価:S
中毒性の高いOPと作風によくマッチしたしっとり癒し系のED、そして牧歌的なBGMと楽曲面も秀逸
総合 評価:SS
内訳:S評価(5点)×5=SS(5.0点)
たぶん、今年No.1な気がする。もちろんまだ半年あるわけだけど、これ以上の作品って出てくるのかな、って。
もちろん、それこそ十人十色、千差万別だ。シリアスな作品が好きな人もいれば、ファンタジーな作品を好む人もいる。そうした中でこの作品が今年No.1だと今の時点で想ってしまう私はきっと今のアニメに「癒し」とか「日常感」みたいなものを求めているのだろう(笑
SSは正直ひいき目な部分も入っていることも否定しない。けれど、私を含めて感想を書いてこられたブロガーの方の多くが第二期を望む感想を最終話に書いている点からも、ハマった人にとってこの作品のクオリティの高さはぜひ分かっていただきたいところでもある。
特別なことは何も望まない。何気ない日々の暮らしという名の日常と、そんな日常の中にほとんど埋没している感じもあるがちょっとした魔女的アクセントがあればそれだけで十分。
ぜひ、第二期を。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 木幡真琴
最後まで良いキャラクターだった。天然で方向音痴で、でもいつも笑顔で努力家で。そんな貴女はヒロインであり、主人公であり、そしてこの作品の主演です。
2位 使い魔ズ
チトさん、ケニーさん、アルなどなど。この動物たちにこのキャスティングかよと思うほどだったがw
3位 倉本圭
女子力高すぎ(笑
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