現代魔女の就職事情 2

作画:はま 原作:相沢 沙呼 発行元(出版): KADOKAWA(電撃コミックス)
≪あらすじ≫
15歳になったら独り立ちする、という魔女の風習に従い、とある海沿いの町にやってきた魔女の少女・玉城禰子。独り立ちなんて楽勝楽勝~♪ と思っていた禰子だが現実は甘くない。今の世の中、魔女は過去の存在として忘れられ、魔法を必要とする人もいなくなってしまったのだ。こんな現代世界で、禰子が生きてく道はあるの―――?
(公式ホームページより抜粋)
感想は追記からどうぞ。
≪感想≫
タイトルとジャケ買いをしたコミック。一巻は未読。
一巻未読でどうなるかとも思ったのだけど、案外あっさり入り込めた。日常系魔女となると、ちょうど今『ふらいんぐういっち』のテレビアニメが放映されている影響もあるのかもしれない。
こちらも似たようなものだが、どちらかといえば『ふらいんぐういっち』の方がほんわか日常系なことに対して、こちらは青春系かな。そして若干百合要素入りってところか。サービスカットもあるよ?(笑
ストーリーの随所には『魔女の宅急便』を彷彿とさせる、というかネタにしている部分もある。魔女修行という意味では、ある意味で『魔女の宅急便』の現代版、と言ってもいいのだろう。
元ネタではその名前の通り宅急便をした魔女だったわけだが、本作では喫茶店でバイトする傍ら、そこを拠点に何でも屋的な感じになっているようだが、仕事は軌道に乗っていないようでそこでの四苦八苦や、魔女としてのコンプレックスなど良い意味で若さがマイナスとなっているシーンが青春らしい。
好きなキャラはライバルキャラの巫女さん・弥生。ツンデレっぽい彼女だが、彼女は母親に巫女として生きることを強要されている身。それをどうやら三巻では少しこじらせそうだが、果たして、といったところ。
評価は、★★★☆(3.5点 / 5点)。まぁ、懐に余裕があって思い出せば続きもちょっと気になるかな。
Comment
Comment_form