少年メイド 第5話
『男子の一言、金鉄の如し』
≪あらすじ≫
学校の階段で足を挫いた千尋は、
桂一郎に家政夫業を休むよう言い渡されてしまう。
円が家事をやることに多大な不安を抱える千尋。
そんな彼をよそに張りきる円。
しかし、夕飯はお菓子、キッチンや部屋はどんどん散らかっていく・・・
いったいお屋敷の中はどうなってしまうのか!?
(公式HP あらすじ より抜粋)
≪感想≫
サブタイトル「男子の一言、金鉄の如し」はことわざ。「男が一度口にしたことは、堅く守って破ることはない」という意味。その約束を今果たそうとしている円の悔しさと積年の想いが籠っていた。
原作未読なのでどういう経緯で今の現状になっているかが分からないものの、たぶん留学して戻ってくるまでの間に千代は誰かとの間に千尋を授かり、家を出た。そして死ぬまでの間、千代は円にすら助けを求めることはなかった、ということが事実なのだろう。円からすれば裕福だった家を出て、働きながら子供を育てている現状は「姉さんだがダメな時に助けに来て」という状況に見えたはずだけど、その肝心の千代から助けを求める声はなかった。
成長しながら姉に手を伸ばせなかったことを、やっぱり円は後悔しているのだと思う。もしもどんな形でも手を伸ばせていれば、あの若さで千代を死なせることはなかったかもしれないし、千尋もこの若さで母親と生き別れることもなかったかもしれない、と。
彼の底抜けな明るさも、もしかしたら千尋に気を遣ってのことなのかな、と思うと、最後のシーンと合わせてなんか泣けてくる。
千代も別に本気で「助けて欲しい」とは思ってなかったんだと思う。それは円を信頼していなかったわけではなくて、彼女が遺言にしたためたように「人生意外となんとかな」っていたから。生活は、鷹取家にいた時と比べればそりゃあ雲泥の差だっただろうが、千尋がいたことで彼女は十分過ぎるほど幸せだった。
きっと千代もバトンを受け取ってくれた円に感謝しながら、喜怒哀楽激しく楽しんでいる千尋と円を笑いながら見守っているのだろう。
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