ふらいんぐういっち 第3話
『畑講座と魔術講座』
≪あらすじ≫
魔女の勉強の一環として、倉本家の畑を借りて野菜作りに挑戦する真琴。しかし、長い間使われていなかった畑には一面に雑草が生えていた。そこで、圭と千夏に手伝ってもらいながら、真琴は畑の土を作ることになる。
畑での栽培も順調に進んでいたある日、倉本家に謎の女性がやってくる。それは世界中を旅している真琴の姉、茜だった。茜は真琴があまり魔術を使っていないことを知り、真琴に練習として簡単な魔術を教えることにしたのだが…。
(公式HP ストーリー 3話より抜粋)
≪感想≫
確かに魔女と言う割に全然魔術使ってなかったなw
というわけでAパートは農業パート、Bパートは魔術パートとなかなかに濃ゆい三話。見た目はともかくなんやかんやでまだ15歳。講座が多いということは、教わることが多いってことか。それにしてもあの烏を呼ぶ魔術すら未経験ってことは、空飛ぶ以外の魔術を果たして真琴はどれくらい身に着けているのやら。っていうか、もう少し教えてやれよ、両親(笑
さて、少しだけ違う話題を。
今回、Aパートにおける最大の情報は、圭の家は農家で彼が長男で、そして彼も将来について農業を視野に入れている、というところか。そしてそんな圭の発想や思考が私としては妙にリアリティがあってちょっと笑った(いや一番笑ったのは草が伸び放題の畑が出て来たシーンだけどw)。
実際、そんなもんだよ、家業ある家の長男って。家業って言っても農業だからなのかもしれないけどね。アニメやラノベと言ったフィクションだと、たいてい「家業のある家の長男」っていうのは家業を毛嫌いしている風潮が根強い。もちろん、それはフィクションではなくて実際にそう感じている人も少なからずいるってことでもあるとは思うけど、私自身が圭と同じように兼業ながら農家の家の長男だから、圭の思想っていうか将来への考え方っていうのが一緒で、親近感がわいた。
そして、実家の家業をやっていこうと考えるキャラクターは他にもいる。それが真琴であり、彼女の姉である茜だ。彼女たちが魔術を身につけ魔女となったのは、やはり両親の影響があるのだと考えるのが普通だ。実際、真琴はそうした両親の考えで修行を兼ねた下宿先として倉本家に来ているわけだし。
面白いのは、今のところ圭も、真琴も、茜も「もっと普通の家に生まれて居れば」とは全く考えておらず、ポジティブに前向きに積極的に家業を継ぐなり、関わろうとするなりの姿勢だということだ。
そして私が考えるに、それは彼らが優等生というわけではないと思っている。
圭たちにとってその生活が日常だから、なんだと思うのだ。
生まれてから圭にとっては農業があって、農作物に合わせた生活が当たり前。真琴や茜にとっても、生まれてから傍に魔術があってそれを使う魔女として何かをなしていこうとするのが当たり前。
それが当たり前の日常だから、それ以外の生活に違和感がある。他の職業選択の道も当然あるけど、今はまだ彼らにとっては未知の職業への違和感よりも、自分の隣にすぐある日常の職業への親近感の方が強い。
まぁ、今後変わる可能性ももちろんあるとは思うけどね。でも、一概に「家業がある家の子供は、家業を継ぐことを毛嫌いする」っていうのは間違いなんだということを、示しているように見えた。
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