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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 総評

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 総評

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年。

地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。
公式HP あらすじ 1話より抜粋)



そんな『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の私の評価ですが...

SS

です。(SS、S、A~Dの評価)


では、詳細は続きをどうぞ。



※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 総評
放映日:2015年10月~2015年03月(全25話) 
私が視聴した放映局:TBS

総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。


シナリオ構成 評価:S
賛否両論あるのは作品として世の中に出て居る以上仕方のないことだ。それでも私は、この作品の進んできた道や終わり方に納得している。数々の戦場を渡り歩き、命をベットして得てきた未来。そのために犠牲になってきた命もある。そうした先にオルガたちが得たのは「なんとしてでも生きろ」だったわけだ。

今、日本の社会では「若者が希望を持てない社会」とも言われている。故に、自ら死を選ぶ若者も少なくない。今の現状から逃げるのは構わない。けれど逃げる先が「死」ではあって欲しくない。そんなメッセージだったと思うし、そのメッセージを一人でも多くの人、特に若い人たちに受け取って欲しい。


演出 評価:S
戦闘描写はさすがガンダム、といったところ。内面描写も終盤のオルガやビスケットなど申し分ないし、それを見守るメリビットやおやっさんといった大人の立場の視点も入っていて良かったと思う。


作画 評価:S
この辺りはさすが大手であり、さすがアニメ界屈指のブランド「ガンダム」だと思った。


CAST 評価:S
熱演、というほどではないにせよ、個々のキャラクターを演じたという印象かな。


OP/ED/BGM 評価:S
OP・ED共に素晴らしいのひと言に尽きる。何よりガンダムシリーズらしくBGMが楽曲的にも、印象が残る使い方としても素晴らしかった。もちろん、大気圏突入回の挿入歌も抜群。


総合 評価:SS
内訳:S評価(5点)×5=SS(5.0点)
始まる前は正直、長井龍雪×岡田麿里という組み合わせでガンダムシリーズをやることに不安しかなかった。始まってからもその不安は結局最後まで付きまとったというのが素直なところだ。

だが、それは杞憂だったのだと思い知った。

子供たちの物語。反逆とまではいわなくとも、自分たちを虐げ利用しようとする大人たちへの抵抗する子供たちのストーリー。「いのちの糧は戦場にある」というキャッチフレーズのその中で描かれたのは命の大切さ、生きることの大切さだったと思う。
正直、ガンダムシリーズでSSランクを付ける日が来るとは思わなかった。ガノタとして、それだけ厳しい目でガンダムシリーズと言うものを観てきたつもりだからだ。

評価の甘い部分もあるのかもしれない。BPOに問題提起されるなど、必ずしも万人受けするガンダム作品ではなかったのかもしれない。それでも、子供たちが奮起し、その先に命の大切さという教訓と希望を得たストーリーは、今の私が考える中では最も理想的なガンダム作品になったと思う。





おまけ
ベストキャラTOP3
1位 名瀬・タービン
最後までカッコいい兄貴キャラだった。ここまでカッコいいキャラを描き切ったことは凄い。


2位 アジー・グルミン
すみません、完全な趣味です(笑 でもちゃんと生き残ってくれて本当に良かった。


3位 三日月・オーガス
彼の非道さ、冷酷さというのは命の大切さを語る上では大切なことだったと思う。もっと客観的な目で見れば、彼は戦場の厳しさを良く示していた。不殺をするような主人公にならなかったことを評価したい。

Comment

NoTitle 

オルフェンズは本当に良かったです。
SEEDも00も好きですけど、ここ10数年以内のガンダムでは
今の所ナンバーワンですね。AGEとかは…まあ、うん、がんばれ。
  • posted by  
  • URL 
  • 2016.03/28 20:00分 
  • [Edit]
  • [Res]

>匿名希望さん 

こんばんは。

ガンダムシリーズは賛否両論出るのはいつものことですが、私もこの十年のTVシリーズの中では間違いなくNo.1でしたね。第二期も決まっているようですが、ここから先、三日月やオルガたちが何を手にし、何を喪ってしまうのかが期待であり不安でもありますね。

まずは十月まで待っていたいと思います。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2016.03/28 21:16分 
  • [Edit]
  • [Res]

祝 

こんばんは
予想通り2期決定となりましたね。私もSS位ハマっていたので大変嬉しいです。24話ラストでグリムゲルデがキマリストルーパーの前に現れた時にはほぼ決まりかなと思いましたが、それでも予告がでたときには興奮しました。
ストーリー的には、ほぼハッピーエンドといってよいのでしょうが、いくつか引っかかる点もあります。
まずは、あくまで折り返し地点でしかないということで退場者が出ないとは限らない事。死ぬ死ぬ詐欺とか言われていますが、単に寿命が半年から一年伸びただけかも知れませんしね。(余談ですが死ぬ死ぬ詐欺とか言っている人達は是非とも少年ジャンプを読んでいただきたい)
次はマクギリスが完全に勝ち逃げで終わった事。全てが彼の掌の上で踊らされてしまってしまいました。他作品で例えるのもどうかと思いますがスザクに罪を全部押し付けてルルーシュが生き残ったコードギアスといいましょうか。(ガエリオにアルミリアは幸せにすると言ってのけた時は思わず画面に向かって「ヒデェ、こいつは鬼だ」と言ってしまいました)
後はギャラルホルンが弱体化した事によって敵か増えてしまう可能性です。
オルフェンズのラジオでも話題になっていたのですがマクマードやノブリスとも戦う事になるかも知れませんし、最悪タービンズとも再び戦う事になるかも。
まぁ、今から秋の事を想像しても始まらないわけですが色々と妄想は膨らみますね。
ファンとしてはスタッフ諸氏の力を信じて待つとします。
まだまだ書きたい事はあるのですが、大概、長文になってきたのでこのあたりで締めたいと思います。失礼いたしました。
それでは、また
  • posted by カルテ 
  • URL 
  • 2016.03/29 23:17分 
  • [Edit]
  • [Res]

>カルテさん 

こんばんは。

第二期はほぼ予定通りなんでしょうね。この視聴率の現状でも続くわけですから、最初から既定路線だった気もします。あるいはグッズ関連の売り上げが良かったか、ですかね。どちらにせよ、私はとても面白かったし完成度も高いガンダム作品だったと評価しています。


>ストーリー
ビスケットが死んでしまっているため、本当の意味でハッピーエンドという感じではないですかね。どちらかといえば一人でも多く生き残ったグッドエンド、くらいでしょうか。ただ私は別にバッドエンドや全滅エンドを望んでいたわけではないので、この結末には納得しています。まぁ、この結末ならビスケットも重傷や義手とかになっても生かして欲しかったと思っちゃう欲張り者ですが(笑

ただ、ビスケットの死には大きな意味がありました。フミタンの死もまた同じです。結局、この作品で「死」というのは視聴者が考えている以上に「大切に」、そして「丁寧に」描かれていて、そうやって描くことで視聴者に生死や命の尊さを訴えかけているのではないかと思います。

あと、死ぬ死ぬ詐欺とか言われてますが、ぶっちゃけガンダムシリーズでそんなバッタバッタと主人公やその仲間側のキャラが死んでいく作品の方が近年は少ないので、個人的には「何を今更」という感じです。


>マクギリス
マクギリスは、コードギアスで言えばブリタニアに残ったルルーシュ、あるいは枢木スザクの成功例、という感じですね。つまり組織の外側からではなく内側に残ったまま変革をさせようとする存在。そして今のところそれは成功のレールの上に載っています。

正直、彼の掌の上であることに私として異議はないんですよね。なぜなら鉄華団とマクギリスは観ているものが違うからです。鉄華団が観ている未来は、世界とかギャラルホルンのような大規模組織ではなくて、身内の「家族」のこと。一方でマクギリスはその逆に世界や大規模組織に目を向けている。見ているものの尺度や大きさが違うのですし、結果としてマクギリスの掌の上だろうが何だろうが仕事が成功し多くの仲間が生き残った以上鉄華団としても異論はないでしょう。

それだけに逆にマクギリスの掌の上で鉄華団で仕事に失敗したり、多くの仲間が死ぬようなことになればその時は鉄華団はマクギリスを許さないでしょうが。


>ギャラルホルンの弱体化
ギャラルホルンの弱体化は仕方ないですね。そして、だからこそ意味があると思います。これからは各勢力がギャラルホルンに依存しない軍事力を獲得していくでしょう(実際、そう明言されている)。そうすれば、また厄災戦以前の地球圏の状態に戻っていいき、いわゆる「戦国時代」になるわけです。

ただこれは一概に何とも言えません。もちろんそういった時代に突入すれば紛争は広がるだろうし、今は強力関係だったとしてもテイワズや蒔苗ら、最悪クーデリアと敵対という可能性もあるでしょう。
一方で、ギャラルホルンによる圧政と内部腐敗が続く方が正しかったのかといえばそれもまた違う。

結局、争いは限定されるが支配されるか、自由は得られるが競争社会になるかと言う部分で選ばなくてはいけないのでしょう。ただ、作品の性質上、それを三日月やオルガたちが自発的に選んだのではなく、マクギリスが勝手に選んでしまったというのが判断を難しくさせている気もしますが。


最後に、コメントありがとうございました。妄想が尽きない、語ることに尽きないというのは、それだけこの作品に魅力とポテンシャルがあるということだと思いますし、私もそれは感じています。また語れる機会や場があったら、その時はお互いの意見を忌憚なくぶつけあって、オルフェンズと言う作品を一緒に楽しみましょう。
  • posted by 月詠 
  • URL 
  • 2016.03/29 23:45分 
  • [Edit]
  • [Res]

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