旅街レイトショー 総評
人には誰だって人生の岐路がある。
そして、その時の選択はその後の人生を左右する。
自分たちの選んだ道の先にあったのは希望か、はたまた後悔か……
そんな『旅街レイトショー』の私の評価ですが...
B-
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
旅街レイトショー 総評
放映日:2016年1月(全4話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX(ウルトラスーパーアニメタイム内)
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
短編オムニバスで一話完結。8分と本当に短い中で起承転結を描く難しさ、みたいなものをなんか観ていて感じてしまった。「8分で良く纏まっている」と思うエピソードもあれば、「あと2~3分あれば」と思ってしまうエピソードも。
演出 評価:A
人の中の感情をいかに描くか、みたいな部分が透けて見える。個人的には第二夜のドロドロした感じが、趣向的には好みではないのだけど、ストレートによく描けていると思えた。
作画 評価:B
紙芝居風の作画並びに動画。これをどう評価するのか、というのはちょっと難しいかな。昔のFlashアニメっぽくて懐かしいし、そういった懐かしさみたいなものがエピソードに合っていたといえばその通りだが。
CAST 評価:C
一発勝負的な部分もあるので、キャストの方はいつも以上に技量が要求された厳しい作品だった気がする。
OP/ED/BGM 評価:C
特になし
総合 評価:B-
内訳:A評価(4点)×1+B評価(3点)×2+C評価(2点)×2=B-(2.8点)
てっきりこんな感じの短編オムニバスが12話くらい続くのかと思いきやまさかの4話というオチには最初驚いた。
ただ考えてみれば製作費などを考慮すると1か月全4話という在り方や、もっと言えば枠の売り出し方というのは一つ今後の業界において試してみても良いのではないか、とも思えた。
現代において、やはり製作費をいかに抑えるかというのはアニメ業界に限らずポイントの一つ。そして、そのための製作期間やキャストの拘束時間をいかに短く出来るかというのは業界において(単価が安くなりそうなので一概に良いことではないが)重要なことだと思うので、ひと月分4話ずつで枠を提供出来るというのは、今後オリジナルアニメを中心に予算はないがクリエイティブなアニメを作っていきたいというクリエイター向きの枠になれそうだと思う(尤も、今回はコミックス・ウェーブ・フィルムがふた月分、『石膏ボーイズ』を前時間で放映していたライデンフィルムがひと月分をそれぞれ購入しているので、今後そういった使い方が出来るのかどうかは不明だが)。
さて、作品としてだが、内容はドロドロしたような後悔系のものもあれば、爽やかなすっきり系のものもあるので本当にそういう意味では短編オムニバスと言う名称がピッタリな千差万別な感じ。
昭和テイストのあるアニメはどことなく懐かしかった。
おまけ
ベストキャラTOP3
特になし
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