ヘヴィーオブジェクト 第22話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ヘヴィーオブジェクト]
『名誉に値段はつけられない ビクトリア島緊急追撃戦 III』
≪あらすじ≫
ヴィクトリア島移民居住都市への無差別攻撃という、第24機動整備大隊の暴挙を止めるべく、行動を開始するクウェンサーたち。雇い入れた『資本企業』のPMC『戦場お掃除サービス』と共に、『インディゴ・プラズマ』と6機のオブジェクトの進軍を止め、注意をそらす作戦を決行する。ベイビーマグナムの修理時間を稼ぎ、お姫様の救援を待つ彼らに、容赦なく浴びせられる激しい砲火。そんな中、ダミーオブジェクトの装甲板を手に入れ、その不自然な軽さに違和感を覚えたクウェンサーは、攻略の突破口を見つけるべく、最も頼りになる『専門家』に協力を仰ぐ――。
(公式HP STORY より抜粋)
≪感想≫
今回は小難しく、また重箱の隅を楊枝でほじくるような感想は辞めて率直なところを書こうと思う。
まず、素直に第24機動整備大隊の作戦の優秀さが面白かった。インディゴ・プラズマに似せた六機のダミー機の使い方が巧い。これまでも敵味方問わずいろいろな作戦というものをこの作品で観てきたわけだけど、その中でもとりわけ素晴らしい。
具体的に良かった点は二点。
一つは視覚的に、「オブジェクトが七機いる」と相手に誤認させることでこちらが優位に立つ、という発想の面白さ。それもこの世界でオブジェクトと言う兵器が、現時点で軍事的頂点に立っているからこそ意味を持ってくるわけで、例えばこれが他の作品で同じようなことをしたとしても、この作品ほどの「巧さ」を感じることはないだろう。
二つ目は前回から言われていたが歩兵との連携を重視していたこと。もちろんオブジェクトは整備もオールフリーなパイロット以外完全無人でいける兵器ではないので整備や補給という面で人員との連携は避けられないが、実際の作戦においても歩兵との連携を重視していた点は見逃せないだろう。
実はこの一つ目と二つ目、共通している要素がある。それが「この世界における常識」だ。一つ目は常識(オブジェクトの絶対性)があったからこそその裏をかくという意外性、二つ目は常識(オブジェクトとの戦闘はオブジェクトで)という部分に対する新解釈を取り入れた斬新さ。常識に対して意表を突く要素と、切り口を変えた要素の二つを盛り込んだことで第24機動整備大隊の作戦の優秀さが光ったエピソードだった。
それに対するクウェンサーの対抗手段というのは、まぁいつも通りといえばいつも通り? 自前で戦力を調達し、最後の決め手になったのは相手が持っていた下位プラズマ砲の威力を助長させるガスによるある種の自滅というのだから、いつも通りだろう。クウェンサーの戦い方と第24機動整備大隊の戦い方っていうのは、基本的にゲリラ戦と統率された軍隊としての戦いだと思うので素の違いも普段以上に良かった点かもしれない。
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- at 20:07
- [アニメ(放送終了):ヘヴィーオブジェクト]
- TB(5) |
- CO(4)
- [Edit]
プライズウェルさんは真逆の思考を取ってるみたいなことがあったかと
結局どっちもが主人公たちの行動に影響されておこされた戦術だと考えると面白いと思いました
ここまで原作3巻終了なのでアニメならではの上手く完結に期待したいですね