ルパン三世(4thシリーズ) 第21話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ルパン三世4thシリーズ]
『日本より愛をこめて』
≪あらすじ≫
イタリアにいるルパン三世のもとに、不二子を誘拐したという犯人から連絡が入る。日本・東京のとある屋敷に保管されている平賀源内のカラクリ人形を盗み出せという脅迫に、ルパンは日本へ向かう。すんなりお宝を盗み出し、不二子の元へ持っていくと案の定、不二子の狂言誘拐だった。そして不二子の裏には、数々の難事件を解決してきた名探偵、明智・ホームズ・耕助がおり、ルパンは逮捕されてしまう!
(公式HP あらすじより抜粋)
≪感想≫
日本が舞台となった今回。とはいえ、背景が日本っていうだけでたぶんイタリアでやってても内容変わらなかったんじゃ、コレ(笑
今回は不二子のプライドの話、で良いのかな。利用していたつもりが、逆に利用されていていた上に「ルパンがいなければ何も出来ない女」「ルパンさえ逮捕出来れば用はない雑魚女」と言われ、実際にルパンが逮捕されて以降に自分へ警察の手は全く伸びてこない現状に対して、「舐めるな」と。
これはこれでなかなか面白い観点だと思う。近年はどうしても不二子自身の泥棒としての有能さ、というものには焦点がボヤけがちだ。それは彼女が色仕掛けやビジネスといった手段で様々な方面で懐に入り込んで暗躍するタイプだからだ。どうしてもこのタイプは目立ちにくい上、作品上不二子が利用するのはルパンが大半のため、「不二子はルパンを利用してるだけの女」という印象が拭えないのは事実だ。
そういう部分では、彼女自身がルパンに頼らずとも優秀だということを証明する一つのエピソードになっただろう。尤も、そのせいでルパンが完全に引き立て役に終わったのはちょっと勿体なかったな。そこでルパンも不二子に脱出の案をさずけるなりなんなりすることで、二人の関係が対等なもの――人としても泥棒としても――と示せたのに、逮捕されて以降のルパンは何も出来ずじまいだったのは失敗だったかなぁ。
っていうか、明智の脇にいた婦警さんが可愛かった(笑
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諸葛鳳雛
明智ホームズとかいう探偵知恵は回るようですが
不二子のことみくびったのはあまかったですね。
なんか銭形警部とタッグ組んだらおもしろそう。
不二子だってバカにされたら黙っていませんよね
彼女だって優秀な泥棒のはずですから。
ルパンにも活躍してほしかったかな。
次回はレベッカのターン。まだ懲りてないのか・・・