ランナー塗装派必見?(月刊Hobby JAPAN 2016年3月号)
本格的に作るならエアブラシでサフ吹きからの塗装、となるのかもしれません。エアブラシならではのグラデーションやMAX塗り、パールやメタリックの技法なども多種多様。
とはいえ、人は千差万別。根気よく丁寧に作れる人も居れば、逆にせっかちな人もいる。私は少なくとも後者です。また作る頻度も昨年は月一というハイペースでしたが、普通は数か月に一体程度。そうなると、エアブラシへの初期投資をどうしても渋ってしまう。せっかちで作る頻度が多くなく初期投資をあまり増やしたくない人にとっての塗装方法の一つに、私はランナー塗装があると思っています。かくいう私もそんなランナー塗装派の一人。
ランナー塗装とは、パーツがランナーについた状態のままそこに取っ手をつけてサフはもちろん本塗装もやってしまうという、せっかちというかずぼらというか、そういう人向けの塗装。パーツを一個一個切り出して、ある程度の部位別に組み上げた上で後ハメ加工などを施しヤスリがけや洗浄での油分取りなどをしてエアブラシで塗装することに比べればはるかに手間はかかりません。塗装もエアブラシではなく缶スプレーを使うことで短期として経済的でしょう(長期的且つ頻繁に作る人なら一本700円前後で色の調整もし辛い缶スプレーよりもエアブラシの方が経済的ですが)。
そんなランナー塗装の作成例が今発売中の月刊Hobby JAPANの2016年3月号に載っています。具体的にはHGガンダムキマリスのページです。しかも缶スプレーによるメタリック塗装作例。メタリックカラーのないパーツをどうメタリック風味に仕上げるか、という技法も掲載されていますし、ランナー塗装派の人は一読・一見の価値があると思いますよ。
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