櫻子さんの足下には死体が埋まっている
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[櫻子さんの足下には死体が埋まっている]
北海道、旭川に暮らす平凡な高校生、館脇正太郎には一風変った知り合いがいる。九条櫻子さんだ。
古いお屋敷にばあやと暮らし、一見非の打ちどころのないお嬢様に見える櫻子さんだが、その実体は・・・
三度のメシより『骨』が好き! 趣味が高じて標本士になってしまったという残念美人だ。
今日も正太郎をお供に増毛の海岸へ骨を拾いに来たが、そこで見つけたものはなんと人骨で・・・!
(公式HP あらすじ 1話より抜粋)
そんな『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 』の私の評価ですが...
C
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 総評
放映日:2015年10月~2015年12月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:D
原作既読の立場から言わせてもらうと、最大のマイナス要素は原作でも完全に正体不明な「花房」を出してきたことだろう。結局のところ、花房に対しては原作でどうにも出来て居ないわけだからアニメでもどうにも出来ないのは明白だったのだから、敢えてその存在を消すなり、原作通り存在を匂わす程度でも良かったのに全てのエピソードに絡ませるようなことをしたのは余計な改悪。
他にも全体的にあんまりよかったとは思わない。
演出 評価:C
とりあえず櫻子さんがビニ手を装着するたびの変な演出は要らない。そういう作品じゃないから。どう見てもあのシーンだけ浮いているのは明白だろう。
他にもいろいろと削がれていて、結局微妙な感じ。大切な部分を削ったわけではないが、最終話もそうだったけどないと困るような要素まで原作から削って作っているから変。
作画 評価:B
普通、か。個人的には鴻上のキャラデザをどうしてわざわざ原作基準から変えたのかが理解出来ないが。
CAST 評価:C
櫻子さんを伊藤静でキャスティングしたのはやっぱり最後までミスキャストな気がした。ドラマCD版の方が個人的には原作に近いイメージ。
OP/ED/BGM 評価:C
あんまり印象に残っていない。
総合 評価:C
内訳:B評価(3点)×1+C評価(2点)×3+D評価(1点)×1=C(2.0点)
原作既読のせいか、やっぱり厳しめ・辛めなのかなと思いつつも、実際こうとしか思えない評価になった。Dにするのはさすがに評価が厳し過ぎかとおもいつつ、まぁでもCだよね、と。
あくまで個人的な部分で言えばやっぱり花房の扱いをどうするか、という点に尽きた気もする。あの終わり方で、原作未読の視聴者からすると「え? 花房はどうするの?」と思わないんだろうか。
改めて原作未完の作品のアニメ化の難しさを痛感した。原作が完結してしまうとアニメ化しても販促の意味が薄れるのだろうが、中途半端なアニメ化をするなら完結直前にアニメ化するとかそういった工夫がもっと積極的に施されても良いと思う。
- at 10:58
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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