ドラマ版掟上今日子の備忘録 第7話
≪あらすじ≫
厄介(岡田将生)は出版社の編集者・重信(神保悟志)に呼び出される。先日亡くなった人気推理作家・須永昼兵衛に睡眠薬による自殺の可能性が出てきたという。須永の死について彼の大ファンで遺作も探し当てた今日子(新垣結衣)に極秘調査の依頼だった。手がかりは、須永の遺作であり、もし須永が自殺ならば、自殺をほのめかすヒントが遺作に隠されていると考えられた。今日子は真相に迫るため、須永の遺作だけではなく全著作99冊を全て読むと言い出す。そして、全ての本を読み終わるまで眠らないように見張っていてほしいと厄介に頼む。
極秘任務ということで、厄介はサンドグラスの皆に見つからない様、今日子の部屋を訪れる。須永の本を1冊目から順に読み始める今日子。厄介は、今日子のために食事を作り、眠気覚ましにゲームをしたりと、ずっと一緒にいられることに幸せを感じ、次第に二人の距離も縮まっていく。しかし、一睡もしないまま数日を過ごすうち、眠気と疲労から今日子の機嫌は最悪に。二人の心も身体も限界を迎え、ついに今日子はシャワー室で倒れてしまう…。
過酷な読書に挑む今日子と厄介は、須永の死の真相を明らかにできるのか!?
(公式HP STORY より抜粋)
≪感想≫
忘却探偵第七話。
個人的には最終話向けのエピソードだと思っていた(ほら、終わり方とかいかにも「俺たちの戦いはこれからだ!」的な感じでドラマ的にも原作的にも後が続くかもしれないし、終わっていてもまぁ不思議はない感じじゃない?)だけにこのタイミングで入ってきたのは予想外だった。
まぁこれはまだ未発表の十二月発売予定の最新刊もすでにドラマには内容が流れていてドラマが先に実写で公開されてしまうパターンなのかな? それはそれで原作ファンとしては複雑な気分だが。
さて、本編は原作通りの寝ずのエピソード。そうした中で今日子の悪態とかいろいろ面白いものが観れたし、最後には原作にはない厄介も信頼が。
そういう意味だと厄介が徹夜四日目とか五日目とかあんまり演技に出てた印象がないよね。もう少し殺伐としてても良いと思うのだが、それだけ厄介の性根の優しさってことなんだろうか。
まぁ実際、厄介の今日子への気遣いや思いやりっていうのが一番伝わって来るエピソードの一つだと思うしね。
それでも何よりっていうのは須永先生の想いっていうのが良かった。原作読んでても思ったけど。
- at 22:34
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