地獄少女 二籠 第10話
地獄少女 二籠 第10話「曽根アンナの濡れた休日」
<あらすじ>
「そんな……」
今回のターゲットを前に愕然とする骨女。ターゲットは、うっかり背後の男性に飲んでいたコーヒーをかけてしまい、見つからないよう逃げている根来哲郎(ねごろ・てつろう)と言う映画監督らしい男なのだが、この男と骨女の間には少なからず浅からぬ縁があった。
それは1年ほど前。
依頼を完遂した後、骨休めのためあいたちから離れて独りで帰る途中、骨女は哲郎と出会った。未来の大女優! と太鼓判。最初は興味を持った骨女だったが、絡みのシーンがやたらと多いことから辞退しようとするが、自らの映画に出演してくれるよう頼み込む、子犬のような哲郎の眼差しに陥落。承諾しようか、と言う時になって、なんと哲郎の妻が帰ってきた。
哲郎が映画祭に出すために使った500万の借金のため、ホステスとして働いていると言う哲郎の妻・根来歌江(ねごろ・うたえ)。その時は、それきりだった。
だが、骨女と哲郎は何と半年後に再会を果たす。
続きはOPENからどうぞ。
<あらすじ・ネタバレ>
再会した哲郎は、妻の下から逃げ出し、別の女・雪村久美子(ゆきむら・くみこ)と一緒に暮していた。電車で揉め事に巻き込まれているところを……なんと助けてもらったと言う哲郎は、どういうわけか久美子と親しくなっていった。映画を全く知らない久美子だったが、哲郎と言うダメ男の典型であるため無理をした自分を見せず自然体でいられ、母性本能をくすぐる子犬のような目に負けて同棲しているのだと言う。どことなく意気投合した久美子と骨女は、飲み友達としてちょくちょく会っては、時々哲郎を交えて飲み明かす日々。
そこに追いかけてきた歌江が出くわす場面もあったものの、三角関係の割りに大きな揉め事にもならない日々が続いた矢先、なんと哲郎が出て行った。久美子は、骨女と歌江を連れてその女のところに乗り込む。
「哲郎さんの才能を、信じてるの?」
「借金がなによ! 脱ぐくらいなによ! もっと映画を勉強してよ!」
その哲郎と同棲している、映画制作学校に通う女性・横山ルイ(よこやま・るい)に言い負かされて引き返す3人。これまた意気投合してしまい、なんと妻を交えた3人でこれまた飲み友達に発展。
その頃、哲郎はその女性から300万を借りて映画を作ることに。だが、根っからのあき易い体質なのか、根性が無いのか、なんと映画制作を辞めてその金を競馬でスッってしまった。
さすがに激怒され、追い出された哲郎。帰って来たのは、映画を知らない女性と妻とそして骨女のいる部屋だった。
翌朝、徹夜で飲み続けた3人を連れてなんと哲郎がロケハンに行くと言う。骨女の提案で温泉に行くことになって、なんと九州を目指すことになったのだが、どうやら哲郎には九州でやるべきことがあるようだ。そんな折、昼飯を食べるため寄ろうとしたパーキングエリアで、哲郎は運転を誤って駐車場で他の車を傷つけてしまう。弁償を恐れた哲郎は、そのまま車で逃走。
そして今に至る。
哲郎は、地獄へ送られることになった。捕らえられた哲郎は、こうなることは予想していたという。ただし、哲郎が予想していたのは男女関係の縺れ。しかし、実際の依頼人は男だと言う。その男は、なんと哲郎が傷つけた車の所有者であり、さっきコーヒーをかけてしまった男だった。
一目連の提案とあいの寛大な心で、映画シーンを撮るように自らの仕置きシーンを演出させてくれると言う。火責め、水責め、殴打責め(?)と体感した哲郎は地獄へと流された。
哲郎が消えてどうしたものかと悩む女性と妻。「その内、ひょっこり帰って来る」と言う妻。だが、女性は違和感を感じていた。2人だけじゃない、もう1人いなかったか、と。地獄流しに関わった者として、すでに彼女たちから骨女の記憶は消されていた。妙なことから築き上げた友人に、骨女は視線で別れを告げた。
<感想>
なんか、色んな意味で凄かった( ̄∇ ̄;)
てっきり、一休み的なものかと思いきや、ちゃんと地獄流しもあったし、お仕置きらしくなかったけど、お仕置きシーンも事実上完全復活してるし。
最後、記憶を喪失させられた女友達たちに背を向ける骨女のシーンがとても印象的でしたね。あの部分だけ携帯の壁紙にしたいくらいだ(ぇ それくらい印象的だし、切ないけど美しいシーンだったと思います。
きくりは、なんかやけに可愛くなりつつある。最後のウィンクは難なんでしょうね( ̄∇ ̄;) いや、可愛かったですけどね。久々、と言うか初めてイタズラらしいイタズラをしないきくりって言うのを見ました。これくらい素直な子だったら良いんですけどね(ぇ まぁ、それ以上に可愛かったのは、ダジャレを言ったことを赤面しているあいですけどね(ぉ
でも、どうでも良いですが、車傷つけられてコーヒーかけられて地獄送りって、だいぶ地獄送りも安くなっちゃったなぁ、って思います( ̄∇ ̄;) まぁ、最近特にこの傾向は強かったわけですが、まさかあの程度の理由だなんて……。
次回は「遠い隣室」。動物虐待ネタのような予感がしてならない(個人的に、このネタは最も苦手な系統orz)。
<MVC>
哲郎に惹かれた女's
最後のミュージカルみたいな演出が良かった。と言うか、こんなところでサービスしなくたって良いだろうに。いや、綺麗な脚線美だったとは思いますが(マテ
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://blog.livedoor.jp/kabekabe123/archives/50836221.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50686354.html
・http://blog.livedoor.jp/kuma_road51/archives/50848471.html
・http://blog.livedoor.jp/natsu_ki00/archives/50465055.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/50790510.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/mireiyumoe2/44320745.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/43101305.html
・http://chalcograhie.blog21.fc2.com/blog-entry-1971.html
・http://futarinoneko.blog61.fc2.com/blog-entry-445.html
・http://omochiyasan.blog69.fc2.com/blog-entry-407.html
・http://penpen-shogi.moe-nifty.com/sasayaki/2006/12/post_9aa4.html
・http://raitoningu.at.webry.info/200612/article_7.html
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-1046.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2006/12/post_8165.html
・http://yuima.blog6.fc2.com/blog-entry-620.html
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