ドラマ版エンジェル・ハート 第2話
≪あらすじ≫
婚約者・香(相武紗季)を事故で失った冴羽獠(上川隆也)は、香の心臓を移植された暗殺者グラス・ハート(三吉彩花)と出会う。獠は彼女を組織から救い出し、本名のシャンインに戻り、普通の女性として生きる手助けをしようとする。だがシャンインは道でヤクザに絡まれる親子を目撃し、思わずヤクザたちをなぎ倒していた。自分でも知らないうちに、勝手に体が動いてしまったのだ。
シャンインを匿うドク(ミッキー・カーチス)は「シャンインが香の影響を受けているのではないか」と話す。臓器を移植された患者は、臓器の持ち主と性格や趣味嗜好が似る症例があるのだ。そしてシャンインはドクから、獠がシティハンターになったいきさつと、香との出会いを聞く。それはある悲しい過去の物語でもあった――。
(公式HP STORY より抜粋)
≪感想≫
少し感想が遅れてしまったが第2話。
1話と比べると少し落ち着いた感じだが、落ち着いた分だけ改めてこの実写ドラマのクオリティの高さを実感した。例えば前回の感想で指摘した上川さんの胸板の厚み。1話ではアングルのせいだったのか少し薄めに見えてしまったのだが、今回はかなり胸板が厚く見えて獠っぽさがさらに出ていたんじゃないだろうか。個人的には冒頭で左腕をついて「そんなんじゃねーよ」とかいうシーンか。あそこで置いた左腕の筋肉の筋の走り方を観て、改めてこの役のために本気で肉体改造というか筋肉をつけて獠に近づけようと努力してくれたのだな、と原作ファンからすると嬉しい部分だった。
それと同じくらい良かったのは、回想シーンに登場した牧村兄。シティハンターの成り立ちや香との出会い方が本家『シティハンター』と違う辺りがこの作品がパラレルワールドであることを示しているが、牧村の印象は決して変わっていない。優男風の眼鏡の冴えないように見える男ながらその中身は溢れんばかりの正義漢と非常にキレる頭脳と行動力。画面で見た時、最初は「あぁ、牧村っぽいな」と思ったけれど、時間が経って獠とシティハンターをコンビでやり始める頃の描写は「あ、牧村がいる」に変わっていた。それくらい良かった。
ストーリーも原作通りなのだろうが良い。まぁ、その辺はアニメでも観て居るんだけどね。これは今後も本格的に期待出来るかもしれない。
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