ヘヴィーオブジェクト 第2話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ヘヴィーオブジェクト]
『ガリバーを縛る雑兵たち -アラスカ極寒環境雪上戦II-』
≪あらすじ≫
『正統王国』アラスカ前線基地に迫る『信心組織』のオブジェクト。氷雪地帯での戦闘に特化した『ウォーターストライダー』と呼ばれるそれは、『ベイビーマグナム』を大破させ、さらに移動基地に狙いを定める。その時、脱出したミリンダから、敵の注意を引きつけるための救難信号が発信される。オブジェクトの蹂躙から味方を守るため、自分を犠牲にしたその行為に、愕然とするクウェンサー。機密の一端である『エリート』が捕虜となった場合、待ち受けているのは悲劇だけ。オブジェクトを相手に、いつも自分たちを守ってくれていた『お姫様』を救うため、クウェンサーとヘイヴィアは彼女の元へ向かう――。
(公式HP STORY より抜粋)
≪感想≫
さすがにこの辺の「盛り上げ方」は上手い。そんなことは『とある』シリーズから分かり切っていることだけど、それでも上手いなぁと改めて感じてしまう。
クウェンサーの言動というのは、ともすれば青臭いと取られてしまって避けられがちな気もするんだけど、設定が良いというかあまりに正論なので単なる青臭さというよりはクウェンサーの言動の真っ当さというか正当さみたいなものの方が強く全面に出ていた気がする。
私として良かったのは、クウェンサーが戦争していることを強く実感する数々があったことだろう。生身の人を殺す恐怖に対して、クウェンサーが下卑た話をする敵兵を「あれは人間じゃ…ないよな」と自分に言い聞かせるシーンとか、オブジェクト同士の戦いが主流になってしまったが故に薄れていた戦争というものがいかに恐怖であることか、そしてオブジェクトとあいまみえる怖さがあるかというのを痛切に、切実に語って表現してくれたと思う。
どうしてもロボット物のアニメだとロボット同士の戦いになってしまってその中に人間が乗っていた場合の、「人を殺す行為」であることが薄れてしまう。代表的なのはやっぱりシリーズの長いガンダムシリーズになるのだとは思うのだけど、どうしてもMSの中に人がいるというのが薄れてしまう。
それを描写してくれる作品もあるにはあるんだけどね。でも、それは相手が中にいる、ということだ。
逆にこの作品では巨大ロボットに生身で対峙する恐怖が描かれている。プラズマ砲なり機銃なり装備されているものももちろん怖いのだろうが、やはり何と言ってもあの巨体が恐怖なのだろう。
巨人に立ち向かう、という部分ではそれこそ『進撃~』が生身で描いた作品の一つなのかな、近年では。
どちらにせよ、そういった「恐怖」というものが描かれていたのは大きな収穫だった。クウェンサー的にはラッキースケベが収穫だったんだろうがw
さて、あとはこのオブジェクトを生身でどうやって倒すか、だろう。今回の話の中に伏線があるとすれば、センサー類を上手く調整して自爆に追い込む、みたいなのだろうが…。
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、nifty系、so-net系はほぼ全滅。livedoorは調子がいいと送れます。
・http://blog.goo.ne.jp/jin-d/e/7f96a8d8f401a0e8eb8ee33087a11a90
・http://gomarz.blog.so-net.ne.jp/2015-10-10-2
・http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-12278.html
・http://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-4049.html
・http://nanohana0103.blog.fc2.com/blog-entry-3436.html
・http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-4220.html
・http://puchimaru2.blog.fc2.com/blog-entry-2703.html
・http://yaplog.jp/tiwaha/archive/2
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
Web拍手に頂いたコメントは後日『Web拍手レス』にてお返事させていただきます。
- at 19:20
- [アニメ(放送終了):ヘヴィーオブジェクト]
- TB(6) |
- CO(2)
- [Edit]
NoTitle
主人公が理想論を語る横で現実的というか一般的な意見を語りつつ、主人公を見捨てることもしない良い相棒ですね。
今のところキャラの中では一番好きです。
今回にしてもクウェンサーの青臭さとヘイヴィアの人間臭さの対比があったから面白かったんだと思います。
緊迫した二人の問答シーンで作画がイマイチだったのが若干気になりますけどね(声優さんの演技が迫真だったから尚更に)