城下町のダンデライオン 総評
ごく普通に街中で生活する櫻田家は、実は国を統べる王族である。
しかも全員特殊能力持ち!
そんな一家に生まれた三男六女の兄弟姉妹の中から、次期国王が国民投票によって選ばれることになった。判断材料として、町中に設置された複数のカメラによって監視されTV放送される中、一生懸命カメラを避けたり、選挙にやる気だったり、協力しあったりと思い思いの行動を取るきょうだいたち。
なんだかんだと仲良しな家族ながら、選挙で選ばれるのは一体誰!?
櫻田一家が繰り広げるドタバタファミリーコメディ開幕!
(公式ホームページより抜粋)
そんな『城下町のダンデライオン 』の私の評価ですが...
A-
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
城下町のダンデライオン 総評
放映日:2015年07月~20年09月(全12話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:C
原作が完結していない中では比較的うまくまとめたかな、と思う一方で、原作を読んでみると原作の良かった間合いや台詞がカットされていることが多く、「どうして?」と思うシーンも少なくない。
演出 評価:A
日常系としての心理描写と、異能系としての能力演出が両立していたと思う。
作画 評価:S
1クールの初アニメ化作品としては綺麗だったんじゃないだろうか?
CAST 評価:A
メインに花澤さんを据える鉄壁の布陣かと思ったが、楽曲提供が先立ったのかゆいかおりだったりなんだったりとキャスティングするのは良いが若干あってない感じもした。
OP/ED/BGM 評価:A
個人的にはエンディングの耳に残る感じが良かった。演出は普通だったけど。
総合 評価:A-
内訳:S評価(5点)×1+A評価(4点)×3+C評価(2点)×1=A-(3.8点)
異能と日常系を掛け合わせた作品。そこに「王族」「選挙」といった要素を上手く織り込むことで独特の世界間を見事に作っている作品だと思う。
なんといっても異能を使いながら日常系の部類に入る、というのが比較的目新しい。そしてそれ以上に、「1クール中に主演の一人の恋人が出来る」「(原作未完だが)ちゃんと選挙の結果が出ている」といった点が良かった。こういう部分をちゃんと描ける作品には好感が持てる。まぁ、そのせいで第二期はほぼ確実にないだろうが。
原作の良かった台詞や間合いをもっと引き出せたならもっと話題になったと思う。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 櫻田奏
なんだかんだで修との関係性含めれば実は一番ヒロインしてた?
2位 櫻田葵
長女としての人気と異能の絶対性を差し引いたところで彼女が求めたものが「普通」であったところは、そういった前置きがあったからこそ変に似たような理由が多いこの手のキャラではちゃんとキャラが立っていた気がする。
3位 櫻田 岬
良く悩んでいたキャラ。そんな悩みと異能がちゃんと絡んでいるところもポイント高い。
- at 10:29
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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