ハロー!! きんいろモザイク 総評
高校二年生に進級したアリス。日本での二度目の春。
新しくA組の担任の久世橋(くぜはし)先生も加わって、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の「きんいろの日々」は今日もキラキラと輝きます!!!
とはいえ忍とクラスが離ればなれになったのがショックのアリス。「もっとシノのことを知りたい! 」 知っているようで知らなくて、実は結構謎めいている忍を少しでも理解したくて、みんなも巻き込んだ「忍の極秘調査」が開始されることに…!
(公式ホームページ 1話より抜粋)
そんな『ハロー!! きんいろモザイク』の私の評価ですが...
S
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ハロー!! きんいろモザイク 総評
放映日:2015年04月~2015年06月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
テンポやリズムという部分では前期の方が四コマ漫画の原作っぽかったが、第二期となった今期はそういう部分は抑え目になり、その分「アニメ」として1パートずつを長めに取った作りになってたと思う。どっちが良い・悪いではないとは思うけど、個人的にはこっちの方がアニメとしては良かったと思った。
演出 評価:S
心理描写は作品の雰囲気も踏まえて深く入り込み過ぎず、かといって全く描かないわけでもないというギリギリのラインだったと思う。主に綾、特に綾、大部分綾w 終盤はシノとアリスが離ればなれになったことでコメディテイストだったとはいえ、互いに互いの大切さを改めて感じる良い演出だった。
作画 評価:B
序盤は綺麗で可愛くって感じだったけど、少しずつクオリティが落ちていくと、海回でのミスなども目立つように。
CAST 評価:S
二期目ということもあって主要キャストは久々ながら個々のキャラクターをしっかりと取り戻していたと思う、素人耳ながらだけどね。
特にカレン役の東山さんは、カレンの片言やハイテンションっぷりがこの作品では良いアクセントになるキャラだけに熱演と言っても良いレベル。
OP/ED/BGM 評価:S
楽曲、演出、特殊OP・EDなどどれをとっても最高峰……だと思う。OPは「動き」がある分だけ「作画」の部分ではクオリティは落ちるんだけどその分、デフォルメキャラを上手く使って良い意味で「逃げた」かな、と。
個人的には楽曲も演出もEDの方が好き。五人でロンドン(?)の夜景をバックにしている一枚絵は中でも完成度が高く、普通にPCの壁紙とかに欲しいw
総合 評価:S
内訳:S評価(5点)×5B評価(3点)×1=S(4.6点)
『きんモザ』第二期。評価の通り、作画上の右肩下がりのクオリティだったりミスだったりを除けば今期でも上位に食い込む完成度だったと思う。
別に『Fate』のようにバトってたり、『ダンまち』のように冒険したり、『俺ガイル』のように青春やってなくったって面白い作品は面白いんだよ。そういう「シリアス」出来る作品より、逆にそうじゃない作品――私たちが「日常系」と呼ぶ作品の方が感想書くのが難しいのと同じように、ストーリーとして面白く魅せ続けるっていうのも難しいと思う。
そう考えれば終始、作品の持つ雰囲気やストーリーが安定して面白かったこの作品はそれだけのパワーとポテンシャルを持っていて、それを監督はじめスタッフの方々が見事に引き出してくれたんじゃないかな。
当然第三期、期待しています。出来るだけ早く(笑
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 九条カレン
この作品において、ある意味最大のキーパーソンと言っても過言じゃない。彼女の片言、ハイテンション、トラブルメーカー的な要素があってこそ。
2位 久世橋朱里
新キャラ・くっしーちゃん。実は第一期に姿だけは登場してたんだよねw キャラクターとしてはトラブルメーカーであるカレンの天敵になり得るかと思ったが、後半は懐柔されちゃってて残念www
3位 大宮勇
随所に出てくる姉、いつ大学行ってるんだ?(笑 第二期は登場回数も比較的多かったようにも感じる、メイン回も一回あったし。
- at 15:28
- [アニメ(放送終了):ハロー!! きんいろモザイク]
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- [Edit]
ええ作品やった、一番の問題が第三期の発表が無い事という文句なしのクオリティ。
はよ第三期決まらんかなぁ~