ドS刑事(ドラマ版) 第6話
裁判所に乗り込む、というからどんな展開なのかと思ったが結局乗り込むのは最後だけ、というのはちょっと肩すかしというか、次回予告としては正解のような失敗のようなそんな感じだった6話。
ストーリーとしてはなかなか面白かった。痴漢冤罪、痴漢を逆手に取った脅迫といった部分は現代社会が女性軽視・軽蔑を払しょくし男女平等の世の中にしようとしている中で、ごく一部の悪女たちがそれを利用して悪事を働いている部分を風刺しているかのようで興味深かった。
また最後のマヤの説教も良い意味で効いていた。どんな理由があろうと犯人の女子高生がしたことは人殺しであり、両親から子供を奪うことである。この先、どんな判決が下り量刑に服そうと死ぬまで彼女はその十字架と責任を背負っていかなければならないという正論をストレートにぶつけるシーンは、テレビドラマ版マヤとして「おっ、良いな」と素直に思えた。
次回の伏線のように浜田にもスポットライトがあたり、課長役の吉田羊さんに二役やらせたりと作品としての工夫も随所に見られていて折り返し地点を過ぎて結構面白くなってきたと思う。
Comment
Comment_form