冴えない彼女の育て方 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[冴えない彼女の育てかた]
オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。
インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」を
スタッフに迎えようと邁進する。
そんなある時、倫也は運命的な出会いをした少女が、特に目立たない普通のクラスメイトの女子
「加藤恵」だったことを知り、愕然とする。
倫也は加藤恵をゲーム中で絶対的なヒロインにしようと決意するのだが…。
(公式HPより抜粋)
そんな『冴えない彼女の育て方』の私の評価ですが...
A
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
冴えない彼女の育て方 総評
放映日:2015年01月~2015年03月(全13話)
私が視聴した放映局:フジテレビ
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
スタートで0話として未来の話を持ってきて、そこでさらにサービスカットを充実させることで原作を知らない視聴者への掴みをするというのは斬新ながら、なかなか面白いアイディアで始まった。
ただその後は原作のせいなのか割とテンプレな展開が多く、倫也のその辺の有象無象のギャルゲー・ハーレムアニメの主人公と大差ないウザさを発揮していて、これといってシナリオでの差別化が出来たとは言い難い。
演出 評価:A
キャラクターの内面という部分では、詩羽・英梨々は踏み込んだ気がするものの、他はちょっと……。
ただアングル面という意味ではいろいろなキャラクターの、魅力的なカット割り・アングルが多数あったのはかなり良い演出だったと思う。
でも、序盤の無駄なシャフ度の多さはどうかと思うw
作画 評価:B
キャラクター、可愛かったはずなのになんとなく長続きしなかった印象。先に挙げた特異なアングルのカットは可愛かったけど、他ももう少しシャフトなら頑張ってほしい。
CAST 評価:S
何と言っても、恵役の安野希世乃さんが完全にハマっていた印象。加藤恵というキャラクターを最大限に引き出してくれたと思う。他のキャスティングもキャラクターにあっていて見事だった。
OP/ED/BGM 評価:A
楽曲、演出共にレベルが高い。個人的にはEDの演出が好きだった。
総合 評価:A
内訳:S評価(5点)×1+A評価(4点)×2+B評価(3点)×2=A(3.8点)
ひと言で言えばアキバ系サブカルハーレムアニメ。
それだけで予想できる内容のストーリーとキャラクターたちが主人公を中心にハーレムをやるアニメ。ただラブコメというほどラブコメではなく、どちらかというとギャルゲーに近い感じというのがラブコメ展開が多いハーレムアニメの中ではちょっと特異ってところか。
でも、面白かったのはそういう本筋よりも時折見せるキャラクターたちのラブコメ展開だったりしたんだけどね(苦笑
最終回の記事でも書いたが第二期は内容的にちょっと望めないかなぁ、というのが本音。原作は完結していないようだし、改めて第二期で新しいキャラクターたちの成長を描くと言うのもアリかもしれないが、ここまで内容がテンプレだと分かってしまうと第二期があったとしても時間を割いてまで観たいとは正直思えないかも。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 加藤恵
ヒロインとして見事に成長w 誰もがキュンキュンするほどのヒロインかというと視聴者的にはそうなんだけど、劇中ではまだまだってところなのかw
2位 澤村・スペンサー・英梨々
負けるな幼馴染!(爆
3位 霞ヶ丘詩羽
ちょっと達観している感じがマイナスだったかな。クール系先輩キャラとしては仕方なかったとはいえ……。
- at 10:45
- [アニメ(放送終了):冴えない彼女の育て方]
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NoTitle
同じ丸戸作品のホワルバ2と同じで2部構成で2部に作品テーマの全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
シュタインズゲートで例えると、まゆしぃ襲撃直前で終わった様な物です。
ホワルバ2と同じく2部からが本番で物語の様相がガラット変わります。
1部は両作品共、2部の為の準備編です。
この作品はホワルバ2から鬱成分を取り除いたマイルドなホワルバ2です。
と言っても原作紹介と言う意味では大変優秀な作品です。
個人的には最終回まで、とても楽しめました。
余談ですがホワルバ2の方も2期を待っています。
(まあ、こちらの方は冴えなカノの2期より可能性は低いでしょうが・・・。)