艦隊これくしょん -艦これ- 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[艦これ 艦隊これくしょん]
人類がその制海権を失ってしまった世界。海を蹂躙する脅威、それが「深海棲艦」。その脅威に対抗できるのは、「艦娘」と呼ばれる在りし日の艦艇の魂を持つ娘たちだけ――。
深海棲艦に対抗する艦隊の拠点、「鎮守府」。そこは、多種多彩な艦娘が集い、そして日々の演習などで切磋琢磨しながら、共同生活をする場所。その鎮守府にある日、一隻の艦娘が着任する。
彼女は、特型駆逐艦―-。
その名を「吹雪」。
「吹雪です! よろしくお願いします!」
吹雪の、そして艦娘たちの物語が、今始まります。
(公式HP 作品紹介 ABOUTより抜粋)
そんな『艦隊これくしょん -艦これ-』の私の評価ですが...
B
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
艦隊これくしょん -艦これ- 総評
放映日:2015年01月~2015年03月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:C
大筋では「史実に縛られているような艦娘たちが、その呪縛に打ち勝つ」という部分があったように思うし、それはそれで悪くはない選択だとは思うが、それを描くための細部の「詰め」や今回となる設定が最悪。
吹雪が特別な理由が提督の観た夢の中の嫁とか、何してんのか分からないけど存在感ばっか示そうとする謎の提督だったり、如月の犠牲とはなんだったのかと思ったり、最終回の演出はやっぱり轟沈した艦娘が敵になっているような雰囲気だったり……。
続編があるせいかもしれないが不可解で不完全燃焼な終わり方で区切ってしまった点は監督やシリーズ構成、脚本家の手腕があまりになかったと言わざるを得ない。
カレー回みたいなの毎回やってりゃ良かったんだよ(苦笑
演出 評価:B
出撃シーン、水上スキーのような戦闘演出、戦闘機を出撃させるための弓を射る動作などは悪くなかった。というよりもむしろ良く考えられていたと思うほど。
ただ欲を言えば、それを「初回のインパクトだけ」ではなくちゃんと続くものであって欲しかったかな。
それでも一部の艦娘たちの百合っぷりはプラスかw
作画 評価:B
キャラ数が多いのは分かるけど、可愛く描いてナンボなはずのアニメの中ではちょっと苦しい回も少なくなかったか。
CAST 評価:B
キャラ数が多いことと原作からの継承によって多数のキャラを独りの声優さんが掛け持つスタイルの本作。演じ分けの上手い声優さんやシーンがある一方で、演じ分け切れない声優さんやシーンがあるのもまた事実。
っていうか、サブキャラや登場数少ないキャラにベテラン声優さん無駄遣いじゃね?(爆
OP/ED/BGM 評価:A
OPは壮大な雰囲気があって、艦娘たちの可愛さよりも彼女たちの前世(?)を彷彿とさせる感じがあって良かった。
総合 評価:B
内訳:A評価(4点)×1+B評価(3点)×3+C評価(2点)×1=B(3.0点)
原作を未プレイで視聴したけど、回を重ねるごとに迷走した感じが否めなかった。ピークはカレー回だったな、やっぱり(笑
真面目な話をするなら、話の方向性を示しきれなかったのが最大のミステイクだった気がする。シリアスに行くならシリアスでも良かったはずだ。ただ、あれもこれもといろいろなことに手を出した結果が、この中途半端さ。それは敵の正体然り、提督の存在然り……。
昨今のアニメだとどうしてもそうなってしまう(他のアニメもそういうのが多いし)部分があるのも否定できないが、1クールの尺で何が出来て何が出来ないかの取捨選択をするのが監督やシリーズ構成らスタッフの仕事であり、それが出来ないならそれはプロ失格と言われてもやむを得ないのではないか。
まぁ、そういう中でB評価だったのは他の要素がある程度の水準を満たしていたから、なのだろう。そういう意味ではやっぱりストーリーさえもっとちゃんとしていれば、というところだったのではないだろうか。
続編が決まったらしいが、今のスタッフ(特に監督やシリーズ構成)が継続なら観る気はしないかな。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 大鳳
最終話で新キャラ。CV能登さんならもっと聞きたかったw
2位 北上&大井
ブレないな、だがそこが良いw
3位 如月
……なんか、彼女の犠牲とは何だったのかと思ってしまった。
- at 05:07
- [アニメ(放送終了):艦隊これくしょん -艦これ-]
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