Pumpkin Scissors 第7話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[パンプキン・シザーズ]
Pumpkin Scissors 第7話「踊る者踊らされる者」
<あらすじ>
アリスが休暇届を出した日、情報3課に匿名でのタレこみが入った。どうやら、配給物資を受領したはずの領主がその物資を民衆にまで流していないと言う。
乗り気ではないオレルド。マーチスが言うには、こう言うことは何度もあり、その多くは民衆が自分たちの不遇を逆恨みするかのようなガセ情報なのだと言う。戦災復興を目的とした3課に、戦災復興の対象のはずの民衆がガセネタを送ると言う真実に驚きを隠せないランデル。
それでもこれも仕事だと促され、ハンクスからアリスがいないため、オレルドが指揮を執ることを任され、3課は現場へと向かう。
一方、アリスは自分の屋敷にいた。休暇届を出した理由は、今夜舞踏会があり、そこに自分が出席しなければならないため。これまで何かと断ってきたアリスだったが、さすがに自分のフィアンセ候補がエスコートするとあっては無碍には断れない。最初は、武勲で知られるマルヴィン家の人間らしく軍服を身に纏うも、姉たちに促され、アリスはドレスを身に纏った。
続きはOPENからどうぞ。
<あらすじ・ネタバレ>
馬車で舞踏会の時間まで散策をすることになったアリス。婚約者候補・シュルツに連れられ、馬車の中で色々な言葉を投げかけられるも、それは全て直接的・間接的に軍を辞めて花嫁修業をし自分のもとに来て欲しい、と言うものばかりで、どれもアリスの心に届くには至らない。
その頃、3課は問題の領地へ到着。民間での炊き出しが行われているのを尻目に、領主・イアンのところへと向かう。オレルドのピッキング技術で内部に潜入した3課。だが、そこで待っていたのは、帝国ですらまだ実験段階の域を出ていない自動小銃を用いた砲撃だった。
予想外の自動小銃と言う存在に、3課は持久戦へ。マーキュリー号を使って3課本部へと伝令すると同時に、自分たちは様子を伺うため夜になるのを待つ。
夕刻、川辺で昼間から延々話を聞き続けたアリス。アリスは「3課に誇りを持っている」と言うと、シュルツは「あなたのためなら、全財産を投げ打てる」とまで言う。
「本当に、ですか?」
アリスの問いかけにシュルツは言葉に詰まる。所詮は、アリスの気を引こうとして並べた言葉に過ぎないことは、もはや誰の目にも明らかだった。そこへ通りかかるマーキュリー号を発見したアリス。伝令文を読み、事態を知ると馬車を半ば強奪して現場へと向かう。
持久戦に突入し、夕刻になった現地では、ランデルが自動小銃を構える私兵とイアンが立てこもる塔の老朽化が進んでいることに気づく。そこで、オレルド・マーチスに突入するよう言うと、自らはブルースチールランタンを起動しその力を発揮させる。それとほぼ同時に門を破って入って来るアリスと馬車。ランデルは、塔の柱を破壊し屋根を押し潰すことでイアンと兵を内部にわざと逃げさせる。そこに待ち構えていたオレルドとマーチス。こうして、抵抗していたイアンは、降参することになった。
室内で事情を伺うアリスたち。自動小銃に関しては入手ルートがはっきりせず、あいまいな言葉を繰り返す。野盗対策として武装するのは解らないでもない、と言うアリスだったがは首を振る。
「本当に怖いのは野盗じゃない。民衆だ」
戦時中の苦しい生活が続く中、民衆は貴族に憎悪を抱いている。そして、実際に領主を殺すような事件すらある、としてそれなら食料をそんなヤツらにくれてやるくらいなら腐らせた方がマシだと言う。
これ以上、情報を聞き出せないとしたアリスは警察に連絡し、その身柄は3課で受け持つことに。押収した自動小銃は、失った自動装填型の戦車に匹敵するものだと言うマーチスは、その厳重な保管を進言する。そこに現れたのは、馬車を奪われたとそして颯爽と現れたもう1人のアリスの婚約者候補・レオニールだった。アリスは、舞踏会が始まる、と言われ渋々その場を後にする。
馬車の中で、アリスは今回のタレこみがレオニールのものだと知る。自らと同じ志を持つ貴族・レオニール。その姿にアリスは何を思うのだろうか。
<感想>
アニメオリジナル(原作5巻まででは未確認)。けど、なかなかに面白いですね。エリス(アリスの上の姉で、金髪の方)との掛け合いが少ししか見れなかったのは少し残念(´・ω・`)ショボーン 原作の似たようなシーンでは、主役たちを喰うくらいの勢いで彼女がアリスに溺愛ツンデレパワー全開で、面白いんですけどね。まぁ、レオニールが出て来たものの、重要なところが描写されていないので、今後に期待。
今後の展開は不明ですが、仮に原作3~5巻のような展開があるのだとするなら、なかなか良い伏線となる回だったと思います。それは、が出て来たこともそうですし、アリスに婚約者がいることが明らかになったこともそうですが、何より、貴族と一般大衆の間の力関係や実態などを描写できたことが強み。
一般に、貴族と人民だと当然階級は貴族で良い生活をしているのも貴族で、それに従うか反対しているのが人民です。それはこのアニメ(原作)でも変わりません。でも、この原作のパンプキンシザーズが凄いのは、ちょっと視点が違うこと。まぁ、ネタバレの可能性になるのであまり声を大にして色々なことは言えませんが、貴族もそして人民もどちらも自らの階級を盾にして自分のやっていることを正当化しようとしている、と言うことです。まぁ、ここから先は原作どおりの展開があることを願って伏せておきます(今後、エリス(アリスではなくエリス)のセリフに注目。個人的にこの作品最高の名セリフを言ってくれます、原作では。もちろん、面白い意味ではなく、真剣に)。
とりあえず、自動小銃云々については5巻までの原作を持っていればおおよそ推測が着きます……が、ネタバレになるので辞めておきます( ̄∇ ̄;) まぁ、ヒントを言うとどうやらこの土地にはあまり関係なさそうなレオニールが食料横領の事実を知っているだけってのは考えられないよね、ってことです。もしかしたら、最後のアリスの表情を観る限り、アリスも気づいたのか??
次回は「雪原に燃えて」。こちらも原作5巻まで保有していますが、未確認なので、6巻に入っているのか、アニメオリジナルなのかどっちかです。とりあえず、今回のお話は措いておくことになったみたいです。
<MVC>
エリス
「このバカ娘ー!」
素晴らしいハイキックです。惚れ惚れしますね。むしろ、個人的にはアリスよりもエリスの方が好きだったりします。まぁ、もう既婚者ですが。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-670.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/12039b4252bb4f6465eae57a7a81f9dc
・http://blog.livedoor.jp/kabekabe123/archives/50803558.html
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50670234.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/50766170.html
・http://blog.livedoor.jp/shibachi1/archives/50794337.html
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/50977245.html
・http://blog.livedoor.jp/xenon44/archives/50589219.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/42261931.html
・http://chalcograhie.blog21.fc2.com/blog-entry-1854.html
・http://flain.blog53.fc2.com/blog-entry-111.html
・http://hukahireke.seesaa.net/article/27471144.html
・http://igneele.blog58.fc2.com/blog-entry-220.html
・http://joch.blog55.fc2.com/blog-entry-389.html
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-728.html
・http://nohohonhobby.blog39.fc2.com/blog-entry-261.html
・http://raitoningu.at.webry.info/200611/article_13.html
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-988.html
・http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-232.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2006/11/post_49b6.html
・http://twodimension.blog59.fc2.com/blog-entry-247.html
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- [アニメ(放送終了):Pumpkin Scissors]
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