ガンダム Gのレコンギスタ 第8話
『父と母とマスクと』
≪あらすじ≫
アメリア軍総監であるアイーダの父グシオンが、メガファウナに補給に現れた。新たな装備トリッキーパックを換装したG-セルフで出撃するベルリ。
一方、キャピタル・タワーから来た未確認機を発見したアイーダは迎撃しようとするが、その機体はベルリの母が乗った大気圏グライダーだった。
(公式HP World Storyより抜粋)
≪感想≫
1話見逃しての8話。でも、そこまで展開に違和感がないね。
さて、本筋としてはアイーダの父、ベルリの母と「親」が出てくるのがポイントだったのだろう。富野作品のガンダムとしては比較的珍しくまとも(?)な親な部類に入ると思う。まともというか、扱いがまともといった方が良いのか。
あとは真の脅威として宇宙に謎の存在がいることも明らかにされた。これは単に地球にいる人類が極秘裏に宇宙に上がって何かを画策しているということなのか、あるいはターンエーに繋がること(ターンX含めたターンタイプの諸説には、異星人が絡む場合もある)なのか。
まぁ、それらは深く考察する方、富野作品に詳しい方による比較分析なんかもあるかと思うので、私は私なりに新装備「トリッキーパック」について考えてみる。
あくまで私の個人的な妄想で、絶対的な根拠や裏付けがあるものではないのであしからず。
トリッキーパックは、公式HPなどの情報によると「戦場での効果的な模索研究のために製作された」「Iフィールドを応用した目くらましなどが可能」ということになる。
ただ、いざ動いてみると、正直Iフィールドによる防御機能の方がかなり目立ったような気がした。これは、トリッキーパックの調整が出来ないまま出撃することになったので調整不足やベルリがマニュアルを読み切れなかったこと、さらに敵のビーム攻撃が執拗で強力だったことも理由ではあるのだが……。
宇宙世紀におけるIフィールドというのは、厳密にはIフィールドと言うミノフスキー粒子による力場であり、一般的に使われている意味は「Iフィールドバリア(対ビームバリア)」の方で、そちらの機能がトリッキーパックでも作動している、ということなのだろう。
見た目としては同じくビームに対する防御能力を向上させるリフレクターパックに類似してしまったのは描写としては残念だ。ただ、逆にここから推察出来ることもある。
それはトリッキーパックにはミノフスキーフライトが搭載されていることが言及された点だ。いや、厳密にはその機能を兼ねる、と言った方が正しいのか。
Iフィールドが大きな設定の変遷なく宇宙世紀の頃の「ミノフスキー粒子やメガ粒子に作用する力場」のことなら、トリッキーパックはミノフスキーフライト「も」、Iフィールドバリア「も」出来るパックということになる。結局のところ、宇宙世紀のガンダムにおいてミノフスキー粒子は多くの技術の根幹をなしている。つまるところIフィールドそのものを自在にコントロールすること――いわばミノフスキー粒子の力場を自在に操ることが出来れば、目的に応じてバリアも展開出来るし機動装置としてMSを浮遊させることも出来るマルチな装置が出来る。これらは『00』も劇場版前後になると技術の進歩で多くの兵器や軍需技術がGN粒子を根幹としたことに似ている(まぁ、似ているも何も『00』がミノフスキー粒子をまねてGN粒子という設定を盛り込んだんだろうが)。
そうなると、トリッキーパックとはミノフスキー粒子を自在にコントロールしてさまざまなことに粒子を応用した技術を転用するための変換制御装置だと見ることが出来るわけだ。
パックが他の装置と比べても大型で、ベルリが指摘したようにビームライフルの射線を狭くするようなほどなことやバックパックが前後に可動することも、あるいはそうしたミノフスキー粒子を制御するために必要な装置が詰め込まれたり、より効率的に制御するために必要な措置だったのかもしれない。
興味深いのは、トリッキーパックを装備したGセルフが、いわゆる宇宙世紀においてのNT特有オカルトパワーを発したことだ。いや、実際にそうしたパワーそのものはGセルフが常に発し続けているものなので、これがトリッキーパック特有の能力とは言い難いのだが、マスク大尉の機体のセンサー類を一時的に不能にしたのはジ・Oを金縛りにした事象に似ているといえなくもない。
もしもかつてZやZZでカミーユ、ジュドーらが起こした謎パワーもまた、ミノフスキー粒子を偶発的に人の意志、NTの脳波によって干渉しそれを自らやそのMSのパワーへと変換・転換して活用していたとするならば、トリッキーパックはあるいはそうした現象を偶発的ではなく意図的に引き起こす可能性があり、ミノフスキー粒子を活用した別視点での電子戦を目論んだオプションパックなのかもしれない。
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