ログ・ホライズン(第2シリーズ) 第5話
『クリスマス・イヴ』
≪あらすじ≫
アキバの街にあらわれたその男は、衛兵の強力な装備を身につけ、冒険者を次々と手にかけていった。この犯人の正体は、なんと都市の警護を担うべき大地人・供贄(くにえ)一族の男・ネルレスだった。大地人の姫君として、まさかの事態に衝撃を受けるレイネシア。そして、苦悩する彼女に寄り添うアカツキは、ひとりクリスマス・イブの街へ飛び出してゆく。そのころ、「西風の旅団」の偵察隊が、ついにネルレスと遭遇する・・・。
(公式HP これまでのストーリーより抜粋)
≪感想≫
下手人の正体は大地人。
これまたある種のチェス盤返しなのだろう。大地人が戦闘力で冒険者を上回ることはないと言われてきた。それはゲーム時代の冒険者たちはプレイヤーであり、大地人の多くはNPCの民間人だったということも起因しているのだろう。強者としての逸話が残るNPCはいるだろうが、プレイヤーがNPCとバトルにはならない(バトルになるとそれはノンプレイヤーキャラクター(NPC)ではなく人型モンスターとなるのではないか、と勝手に考えている)。
ただ、その「土台」が限定的だが覆ったのだ。
街を守るシステムの内側だからこそ警護の衛兵も起動しないし発動もしない。警察の目に映らない犯罪者、センサーやレーダーに引っかからない敵、正しくそんな感じ。
メインはシロエの方だと思っていただけに、こちらの話の広がりは予想外でもある。もちろん良い意味で。ただ、その分だけこれだけ広げてしまった風呂敷をどうまとめるのか、というのはハードルが上がってしまったのではないだろうか。これがただの冒険者によるプレイヤーキルで何らかのアイテムやスキルで衛兵が起動しないようにしていたのなら広げた風呂敷を纏めるのもさほど難しくはなかったのだろうが……そこがやや不安。
不安と言えばシロエの方の描写が割とざっくりし始めたことか。まぁ、描きづらいっていうのもあるのだろうし、もしかしたら原作ではもっと描写が少ないのかもしれないが、この辺りもちょっと苦しくなってきたか。
あまり展開が長引くと、そもそもシロエがなぜフルレイドで戦っているのかという意味が薄れそうだし……果たして、どうなるのか。
描写面で言うとソウジロウの見せ場がちょっと微妙だったことも、か。あれでも頑張った方だし、口伝を使える点も良かったのだろうが、口伝の地味さ(見た目が地味なだけで、数秒先の先読みならかなりチートなものであることに違いはないが)もあって、もう少し活躍して欲しかった。
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- at 06:35
- [アニメ(放送終了):ログ・ホライズン(第2シリーズ)]
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二つのエピソードは時間軸としては同時期ですが、原作では別個に分けて描かれてましたし……
アカツキ側の解決の布石は色々と散りばめられているようですが……