[再]新機動戦記ガンダムW 第38話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
『女王(クィーン)リリーナ誕生』
≪あらすじ≫
リリーナは財団代表として、地球全土と宇宙に向けての就任宣言を告げていた。紛争の中で国というすべての壁を取り除き、地球をひとつの国家とみなる世界国家の設立を高らかに宣言する。彼女の支持する声は、デルマイユ侯爵の思惑通り、日増しに高くなっていった。
財団の動きを知ったトレーズは、リリーナを代表に選択したことは、公爵の有利に働くとは限らないと指摘する。
ウィナー家へ戻っていたカトルは、トロワの所在を知らせに訪れたデュオと再会する。トロワを迎えるためサーカス団へ訪れるふたり。カトルの姿を見ても記憶は戻ることなく、ガンダムパイロットたちに言い知れぬ恐怖を感じているようだった。
そのころコロニーにもOZとホワイトファングの戦争の影響が及ぼそうとしていた。カトルは、コロニーを死守するために出撃する。その姿に、トロワは記憶のないまま戦地へと導かれるのであった。
(公式HP TVSeries Story 第38話より抜粋)
感想は追記からどうぞ。
≪感想≫
ガンダムのパイロットたち、という感じの1話。
五飛がやはり印象的だろう。彼にとって宇宙に争いを持ち込むOZも、そしてホワイトファングも敵なのだ。ホワイトファングの一人は「ガンダムはコロニーの味方じゃなかったのか!?」と驚いていたがそれは違ったのだ。ある意味で、この先でミリアルドを指導者として迎えるカーンズが「ガンダムは反抗の象徴」というのは正しいのかもしれない。ガンダムは誰の味方でもない、ということなのだろう。
ノインを認める節を持ちながらもそれでもノインの味方にはならなかった五飛。孤独というよりも、必要な孤高として孤立しながら戦うことが力を持つ者として必要だ、と彼には美学や考え方があるのかもしれない。
まぁ、竜一族の超老師に言われたように正義を「五飛が決める」なら彼以外の仲間がいて意見が対立した時にどうするのかって話にもなるしね。
一方で仲間を欲しているのはデュオとカトル。互いに表の世界では住む世界が違うことを感じながらも裏ではガンダムのパイロットとしての使命感を忘れていない。
ちなみにサンドロックの戦闘シーンがカッコよかった。まだ改修前だからまともに宇宙で動けるはずないんだけど、そこはあれかコロニー付近だったからコロニーの低重力がある分、完全な無重力よりは動けるってことなのかな?
残念なのはここに記憶があるトロワがいないこと、か。彼が記憶喪失になったことでもしこの状況でトロワに記憶があったらどう行動するか、というのはIFとして観て観たかったところでもある。
彼ならたぶんホワイトファングに潜入するかもしれないね、ガンダムこみで。それこそマリーメイア軍に参加した五飛みたいな感じで内情を探って時期が来たら決起、みたいな。
それにしてもこうしてみると地球に残ってるガンダムのパイロットってヒイロ独りなんだよね(苦笑 ヒイロ、完全に取り残されてるなw
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