月刊少女野崎くん 総評
無骨な男子高校生の野崎梅太郎に恋をした女子高校生の佐倉千代は、
ある日、勇気を振り絞って告白をするのだが、想いは上手く伝わら
ず、気が付くと彼のとあるお仕事をアシスタントとして手伝うことに……。
男子高校生でありながら人気の少女漫画家である野崎くんを中心に、
個性豊かなキャラクターたちが織り成す少女漫画家男子コメディー!
(公式HP STORY イントロダクションより抜粋)
そんな『月刊少女野崎くん』の私の評価ですが...
S+
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
月刊少女野崎くん 総評
放映日:2014年06月~2014年09月(全12話)
私が視聴した放映局:テレビ東京
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
基本的には原作通りだとは思うのだが、それでもアニメ化されるにあたって非常にスムーズなストーリーの進行が出来るように工夫されているように見える。
ツッコミのノリも良く、全体的に気軽に見れるコメディとしての体がちゃんと最後まで残っていた。
演出 評価:S
軽快なテンポ、濃いキャラクターたちの特性を上手く両立させていた(前野以外はwww)。演出面では千代ちゃんの恋心と常識人としてのツッコミの両立がなかなか良かったかな、と。恋は盲目っていうけど、ツッコむべきところはちゃんとツッコむ辺りが、この作品の「らしさ」の一つなのだと思えた。
作画 評価:A
デフォルメも多いので評価は難しいところだが、綺麗に纏まっていたんじゃないだろうか。
CAST 評価:S
基本的にヒロイン以外は主役を務めた経験を持つ中堅からベテランの、しかも名実ともに第一線で今も活躍するキャスティング。そこに疑いの余地はない、というか良くこんな豪華なキャスティングが出来たもんだと改めて思うw
ただそんな彼らに決して引けを取らなかったのは千代役の小澤さんだろう。wikiが正しければデビューは去年、ヒロイン役は初めてなのだが、そうとは思えないほどの演技(というよりも千代というキャラクターとの合致)。まぁ、若干不自然なほど棒だなと感じた回が一回や二回はあったが、あとは安定していた。
OP/ED/BGM 評価:S
OP・ED共に楽曲・演出・描写で今期最高峰。まぁ、『劣等生』や『SAOII』『アルドノア』を観ていないので、それらが同等かそれ以上のクオリティで造っている可能性はあるのだけど、少なくとも私が観ているアニメの中では頭一つ抜けていた。
総合 評価:S+
内訳:S評価(5点)×4+A評価(4点)×1=S+(4.9点、第二期期待の点につき0.1点加点)
今期のNo.1と言っていい。まぁ、先に挙げたように『SAO2』らを観ていないのでそれらと比較してもNo.1なのかどうかというのは分からないけど、私が今期観た中では間違いなくダントツ。
キャラクターの個性とバランス、ストーリー面におけるコミカル要素の塩梅、それらに魂を込めたキャスティングの妙、楽曲面の秀逸さとどの面でも高水準に纏まっていた。バランスの良さとコメディとしての完成度の高さがある。読む方でも書く方でも漫画に多かれ少なかれ興味があれば楽しめるネタの汎用性の高さもコメディとしての受けの幅が広かったのも良かったのかもしれない。
コメントをもらって視聴していたアニメだったが(こういうとコメントを下さった方に失礼かもしれないが)予想外に面白かった。ぜひ、第二期やOVAを期待したい。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 鹿島遊
中原さんの声でどうなのかなーとも思ったが見事に女性な王子様として確立していた。キャラも濃くていい味を出している。
2位 堀政行
そんな鹿島の魅力を引き出していた堀ちゃん先輩w なんかすっかり背景担当になってるwww
3位 野崎梅太郎
漫画バカ、というよりもプロの漫画家としての立ち位置がちゃんとあったのは良かったかな。変に漫画バカで漫画に対して熱弁を振るわれるより、淡々としながらもそこにプロとしての根性やプライドが見え隠れするスタイルは良かった。
- at 08:18
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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