Pumpkin Scissors 第5話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[パンプキン・シザーズ]
Pumpkin Scissors 第5話「あさはかな者達(おとこたち)」
<あらすじ>
「このっ、バカッ!!」
勝手に病院を抜け出したことでアリスから大声で説教されるランデル。「金輪際、見舞いなど来ぬからな」と言い残して個室から2人部屋へと移されたランデルの病室を後にするアリス。ただ、オレルド曰く「心配してた」らしいアリスの姿や、オレルドたちの姿を見て1週間入院している隣の鞄工場勤務のワンツは「同僚に恵まれている」と言葉をかける。
そんな折、ワンツの下にも同僚―――と言うより、上司である工場長が何かを持参して見舞いに訪れた。採尿のため、部屋を外すランデルはそれを微笑みながら見送り、自身は採尿のためトイレへ。
一方、マーチスは日に日にランデルに対する疑念が強まっていた。連日、情報部図書室で膨大な資料に目を通す日々。そこを訪れたのは、同僚のオレルドだった。
続きはOPENからどうぞ。
<あらすじ・ネタバレ>
オレルドは病院での態度からマーチスがデカブツ(ランデル)を気にしていると見抜いていた。
「僕は3課が好きなんだ」
だから3課を乱す可能性があるランデルを調べていると言うマーチス。だが、オレルドは「俺にはオマエ(マーチス)の過去なんざ関係ねぇし、デカブツの過去も関係ねぇ。それをイジクリ回して『3課を守るため』って、正義の味方のつもりかよ」と言葉を浴びせる。
「同じ3課のワッペン着けてんだ。関係ねぇ、なんて言うなよ」
そういうオレルドに、マーチスは現在の調査状況を洗いざらい話した。とは言え、調べはほとんど出来ていない。そこでオレルドは人事課のミレイユに取り入って、ランデルが本人の知らぬところで帝立科学研究所・カウプラン機関の圧力によって人事課の審査をパスしたことを突き止める。そこに行けば……と思ったところでマーチスの脚は止まる。
「ここから先は……伍長から聞きたい」
「俺もだ」
ランデルの口から聞いてこそ初めて意味がある、そうマーチスも感じていて、伍長の一件以来虫の居所が悪そうなアリスを何とかかわして病院へ向かう。
一方、病院ではワンツが行方をくらましていた。そのワンツは屋上で、今にも飛び降りようとしている。20年勤務して1週間病欠しただけで首になったと言うワンツ。それを苦に自殺しようとするワンツに、ランデルは上手く纏まらない自分の気持ちを伝える。
「ワンツさんが准尉たちのこと、同僚って見てくれた。だから、その人にこんな終わり方をされるなんて嫌だ!」
なんて身勝手な言い分。それでも誰かが誰かを必要とすると言う状況にワンツも思いなおす。だが、建物に吹き付けた風が舞い上がった瞬間、ワンツの身体が傾く。必死に走って間一髪ワンツを助けるランデルだったが、逆に落ちかける。
「なんだ、元気そうじゃないか」
それでもオレルドやワンツたち、そして心配でやっぱり見舞いに来たアリスに助けられ事なきを得る。
「伍長……疑ってゴメン」
何の意味だか解らないランデルとは裏腹に、マーチスは満足そうに笑っていた。
その頃、ハンクスはようやく戦車の件で報告会に出席中。ようやく終わったと思った時、1人の女性に声をかけられた。
「初めまして。カウプラン機関医療開発部主任・ミュゼ=カウプランと言います」
伍長の恐るべき戦闘力を知るカウプランの女史にハンクスの目は鋭い光を放った。
<感想>
とりあえず、ランデルへの疑念は一時的に終息、と。たぶん、原作を知らない方は、ランデルの口から901ATTについて語られるかと思っていたかと思いますが、語られません。それは原作でも同じです。まぁ、仮にランデルに聞いたとしても、ハッキリ言って何も知らなさそうじゃないですか( ̄∇ ̄;) むしろ訊くなら、最初に思い立ったようにカウプランに行かないと。行ったとしても素直に応対してくれるとは限りませんが。
20年勤務し、1週間の病欠でクビと言う現実。もしかしたら、現在の日本、あるいは将来的に日本でも再度繰り返されそうなことだなぁ、と私は勝手に思ってます。そこまで国内の経済状況に詳しいわけじゃありませんけど、それでもそう思います。政府はいざなぎ云々以来の成長だ、とか何とか言ってますけど、それは労働者の賃金を削ってたり、手当てや保障の少ない非正規雇用ばっかり使っているのだからある意味当たり前で、数字上景気が回復したって実質回復するどころか賃金は低下する一方。労働条件も労働基準法からホワイトカラーと呼ばれるタイプの業種を例外にして無制限に働かせようと言う悪法(ちょっと端折りすぎだけど)を作ろうとしていたり、悪化の一途を辿っていたり、世界各国の進んでいる道からほとんど逆行しているようなこんな国ですよ、日本と言う国は。そんな国が国連の常任理事国になりたいだの何だのほざいているのだから、どうしようもないわけです……とまぁ、日本批判は置いておくとして。
採尿ネタちゃんと来ましたねー。ランデルが初出勤の際のいわゆる「オッパイだ!」と言うセリフネタがカットされていたので、今回もカットかと思いきや一応やりました。おまけに次回、そのネタが再来しそうな予感(ぉ。
<MVC>
アリス=L=マルヴィン
「なんだ、元気そうじゃないか」
ツンデレ? ……と呼べるかどうかは微妙なところ。普通に気になって仕方ない相手だけど、それを他人に知られたくないという普通のレベルのことのような気もしますけど。
とりあえず、冒頭で「金輪際~」と言いながら、オレルドから「夜になると悪化する可能性が」と言われて軽く動揺していたり、とにかく正義感が強いけど、それ以上に可愛いキャラです。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://angelnotes.blog46.fc2.com/blog-entry-648.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/3b2676d786b7d12d054d4020489f5684
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50660752.html
・http://blog.livedoor.jp/radical_weapon/archives/50751844.html
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/50962327.html
・http://blog.livedoor.jp/xenon44/archives/50581275.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/41762100.html
・http://chalcograhie.blog21.fc2.com/blog-entry-1794.html
・http://flain.blog53.fc2.com/blog-entry-91.html
・http://igneele.blog58.fc2.com/blog-entry-163.html
・http://joch.blog55.fc2.com/blog-entry-364.html
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-684.html
・http://nohohonhobby.blog39.fc2.com/blog-entry-253.html
・http://raitoningu.at.webry.info/200610/article_40.html
・http://rincolu.blog15.fc2.com/blog-entry-953.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2006/10/post_b1a7.html
・http://twodimension.blog59.fc2.com/blog-entry-224.html
- at 14:26
- [アニメ(放送終了):Pumpkin Scissors]
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色々参考になりました。( ´∀`)
政府は表面上の数字しか見えてないっぽいですからね~。
我々庶民の暮らし向きが実際に向上しなければ何の意味も無いでしょうに。
誰だったかは忘れましたが、以前「ある程度の格差が出来るのは悪い事ではないと思います」と仰ってた政治家の方(確か小泉前総理だったかな)がいましたが、そういうのは底辺を味わった事が無いからそんな事が言えるのではないのかと思いました。
>そんな国が国連の常任理事国になりたいだの何だのほざいているのだから
これに関しては、むしろ他の常任理事国5ヶ国の方がどうかと思いますけど…。
特に中国なんて経済状況だけ見ても、日本とは比べ物にならないくらい悲惨な状態のようです。
その他にも、この5国は国連の分担金も滞納してますし(しかも中国は常任理事国の癖に雀の涙ほどしか出してない)。
あと、世界の武器輸出量の8割がこの5ヶ国だそうです。
紛争国や途上国に武器をばら撒いて、治安を悪化させてる元凶はこいつらみたいです。
こんなろくでもない国ばかりが常任理事国として居座っている事の方が、どちらかと言うとおかしいと思うのですが…。(特に中国とロシアが一番納得行かない)
そもそも、こいつらが常任理事国として居座ってるのは、単に第2次世界大戦の戦勝国だからってだけの理由ですし。
まあ結局は、どっちもどっちかなと。
いや、どちらかと言えばまだ日本の方がよほどマシかなと思います。
国家としても、常任理事国にどちらの方が相応しいか、と言う意味でも。
…ってアニメと全然関係ない話ばかりで申し訳ありません。(;´д`)