キャプテン・アース 第18話
『荒野の猛襲』
≪あらすじ≫
宇宙船ブルーメを起動可能なハナの身柄を、なんとか自分たちのものにしようと動く方舟派。彼らは、天海道から帰還するハナたちを狙って、攻撃を仕掛けてくる。帰還船の不具合のためオーストラリアの荒野に不時着するダイチ、ハナ、テッペイの3人。その前に現れたのは、地上戦闘車・ソルティブルドッグの部隊だった。なんとか追撃を振り切るものの、戦闘中、テッペイの乗るネビュラエンジンは敵の攻撃により行動不能となってしまう。
(公式ホームページ STORY 18話より抜粋)
≪感想≫
人類の敵は誰か。
まぁ、そのことを改めて考えさせようとしたのはだいたい分かったかな。同じ人類を襲う方舟派、一方で人ではないテッペイや人でもキルトガングでもないハナの在り方と対比させていろいろと考えさせたいのだろう。そうした火種は一話から作っていたわけだから、そこはちゃんと回収する意図があるようだ。
無論それは良いことだと思う。インパクターという大型ロボットがそう頻繁に出撃出来ないという部分に変なリアリティを持たせたこの作品らしく、人間関係というか人間の作る「組織」という存在がいかに脆弱であるかというところもリアリティがある。内紛、裏切り、鞍替え、スパイなんてのは知性がある人間だからこうも頻発してやっていること。
こうした、物語の中核のはずのダイチたちやデザイナーズチャイルドからやや外れた部分もきちんと描けているのはこの作品の素敵なところだろう。
その一方でどこまでこの風呂敷は広がってしまうのか、というのは不安でもある。最大の敵・キルトガングとの決戦の落としどころもある中で、そこにばかり尺を使っているわけにもいかないだろう。まだ辛うじてOPには出ている少女について本編ではほとんど触れずにここまで来てしまったし、タイトル名になっている「キャプテン」についても大して触れないまま来てしまった。
今回、あまりに唐突にテッペイがダイチにキャプテンとして時に味方を切り捨てる必要性を言及したものの、それも突発的でその台詞回しには首をひねった。そんなことを言うかな、と。まして、幼少期を経て今に至るまでのダイチと向き合ったテッペイが、だ。そんなことを言ってもダイチが納得することなんてないと火を見るよりも明らかなのは言うまでもないのに。
風呂敷を広げることは悪くない。広げている部分についても、まだこの作品はちゃんと回収したり丁寧に描いたりしていると思う。でも、それにかまけて肝心要の部分がおろそかになっていないか。
もちろんまだ6話くらいあると思うので、残りの尺をちゃんと計算した上での今の展開なら良いのだが、今回のテッペイのセリフ回しなどに一抹の不安を抱かずにはいられない。
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NoTitle
どうなったんですかね…?また出てくるんでしょうか?
確か、方舟派に捕まりそうになって逃げてそのままですよね?
いかにも重要キャラみたく見せかけて全然出番ないですし
忘れてる視聴者も多そうな…