金田一少年の事件簿N(ネオ) File No.01
『銀幕の殺人鬼』編
≪あらすじ≫
名探偵・金田一耕助を祖父に持つ金田一はじめ(山田涼介)はお調子者だが、
事件が起これば天才的な推理力で解決する高校2年生。
幼なじみで同級生の七瀬美雪(川口春奈)、後輩の佐木竜二(有岡大貴)とともに
ミステリー研究部に所属している。
ある日、美雪が映画研究部の部長・蔵沢光(神木隆之介)から新作映画のヒロイン役にスカウトされ、主演を務めることに。しかし、映画研究部には“スコーピオンの呪い”という「『殺人鬼スコーピオン』の制作に関わった人間は死ぬ」という恐ろしい噂があった。スコーピオンの呪いに興味を持つミステリー研究部部長・真壁誠(浅利陽介)の発案で、はじめたちミステリー研究部の面々も映画研究部の撮影に潜入する。
美雪が抜擢されたことで、主役から降ろされた黒河美穂(岡本あずさ)ら映研部員たちは不満を抱いていた。そんな中、学校の体育館で映画の撮影がスタート。カメラがまわったそのとき、舞台の緞帳が上がる。すると、大量の16ミリフィルムで天井から吊るされた死体が現れる。死んでいたのは『殺人鬼スコーピオン』の制作に参加していた映研部員だった。
警察の現場検証が行われ、警視庁捜査一課の剣持警部(山口智充)と畠山高徳(宮下純一)は、その部員に深い恨みを抱く者による殺人事件と断定。
“スコーピオンの呪い”は本当だったと怯える映研部員たち。しかし、蔵沢は映画の撮影を続行すると宣言。映画の撮影が続く中、第二の殺人が発生してしまう。次々と部員が殺されているにも関わらず、映画の撮影に執念を燃やす蔵沢。はじめは、蔵沢が『殺人鬼スコーピオン』に関して何か隠していることがあると考えるが……。
(公式ホームページ ストーリーより抜粋)
≪感想≫
ドラマ版金田一。もうかれこれ何度目かは覚えてないけど、個人的にはやっぱり(?)初代というか堂本剛さん版の金田一が好きだったなーと今でも思っているのは思い出補正なのか?(苦笑
原作エピソードは未読なのでどのあたりがどれくらい改変されているのかは分からないけど、私としてはなかなか面白かったと思う。あからさまに怪しい人(今回だと蔵沢)がいるけどその人が自殺したと思わせておいて実は真犯人、という流れも『金田一』という作品においてテンプレだし、やや2時間という長さは間延びも感じたものの1話としてテンプレを固めるには悪くなかった。
キャスト的には金田一役の山田さんはアリかナシかだとアリ。というより堂本さん以降の金田一役だと一番まともというか、一番アリなキャスティングかなと思った。顔がちょっと堂本は堂本でも光一さんの方に似てる気はするが(笑 下ネタというかおっぱいおっぱい言ってても違和感がないというか、ちゃんと「金田一はじめ」というキャラクターになっている感じがした。
というか、最近の土曜ドラマの割にちゃんとそういうカットの描写あるのね(苦笑 下着っていうかタンクトップ姿だったりなんだったりとそういうところ含めて「金田一はじめ」というキャラクターや雰囲気は原作や堂本さん版の初代に近くて好印象。
逆にナシかなと思ったのは美雪役の川口さんかなぁ。いや、可愛いよ。可愛いけど、それが『金田一少年の事件簿』の美雪という役と合致するかというと、そこはやっぱり首をひねる。むしろオーラ的には黒河さんやってた人の方が(苦笑 スタイルの差は仕方ないにしても、せめて髪の毛くらいウィッグつけてロングにするくらいの努力と工夫は……。っていうか、廃部になった映研三人は本当に加入? ちゃっかり公式HPにも追加されているけど、マジで今後の出番もあるのか?
あとはなぜ剣持のおっさんがぐっさんなのかw そういえば警察側で一人新キャラ。原作にいたっけ? いないなら今後の殺人の伏線とかだったりするのかね?
でも、雰囲気は一番初代や原作に近いと思うし、美雪らしさは薄いがはじめ・美雪・佐木のトリオは良いと思ったし、真壁はだいぶキャラ変わったけどあれはあれでアリな部分もあるし、見どころはあると思う。
- at 15:17
- [アニメ(放送終了):金田一少年の事件簿シリーズ]
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