[再]新機動戦記ガンダムW 第24話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
『ゼロと呼ばれたG(ガンダム)』
≪あらすじ≫
何者かによって奇襲をかけられ、OZの資源衛星が消滅したという情報が入る。それも、敵はバスターライフル1撃で破壊したらしい。
5人の博士たちは、驚異的な威力からオリジナルガンダム=ウイングガンダムゼロであると推測する。
メリクリウスとヴァイエイトで迎撃に向かったトロワとヒイロは、ウイングガンダムゼロのパイロットがカトルであることを確認する。トロワは、新たな戦力にOZ反撃の好機を考えたが、ヒイロはカトルの行動に疑問を感じていた。
ウイングガンダムゼロに近づいたヴァイエイトは、攻撃を受けてしまう。カトルは以前の優しさを完全に失ってしまい、武装を続けるコロニーの破壊を宣言してきた。
そのころ、モビルドールよりガンダムパイロットたちを優先させるレディ・アンに苛立ちを覚えたツバロフは、パイロットと5人の博士たちの収容室の空気供給機を切り、始末しようとする。あがくデュオと対照的に五飛は、冷静に改良型ガンダムのチェックをしていた。
生き残ったときすぐに行動へ移せるよう、わずかな可能性に賭けて。
(公式HP TVSeries Story 第24話より抜粋)
感想は追記からどうぞ。
≪感想≫
ウイングゼロ登場
そもそも「ゼロ」ってどういう意味でつけたんだろうね。ウイングガンダム零号機、の略称だったのだろうか。一応設定上は「ガンダム試作零号機」であることに違いはないんだけど。しかしそうなると「ウイングガンダム」という名称が、五人の技師の中ではオリジナルのガンダムの名前ってことになるんだけど、その辺りはどうなんだろう。
面白いのは、機体は「ウイングガンダム『ゼロ』」なのに、変形時は「『ネオ』バードモード」なんだよね。ゼロという原点なのか、それともネオという新しい部分があるのかというのが謎w
この辺は単純に商業的な意味合いが強くて、既出のウイングガンダムのものよりも優れた、という意味で「ネオ」ってつけたんだろうけど。
それにしても、このウイングガンダムゼロ、主人公ガンダムの後継機としてはなかなかに不遇というか残念な扱いを受け続ける。
そもそも、造ったのは別のガンダムのパイロット。最初に乗ったのも別のガンダムのパイロット。その後主人公が一度だけ乗るも、他のガンダムパイロットからライバルキャラ、果ては敵の雑魚士官と転々と所有者が移って行った挙句、ようやく主人公であるヒイロの乗機として確定するのが、初登場がこの24話で約1クール後(13話後)の37話というwww
ここまでいろんな人が乗った主役ガンダムってのも最初で最後なんじゃないかなぁ。ほかにあるかなぁ……。主役ガンダムに他の人が乗るケースは全然珍しくはないんだけど(ZとかMk-IIとかV2とか)、ここまで人数が多いのは珍しいかも。結局ヒイロ・デュオ・トロワ・カトル・五飛・ゼクス・トラントで七人?(笑
私は最初観た時単純に「カッコ悪い」と思ってたw まぁ、色味で赤系が多かったこともあったし、ネオバードの変形が全然バード(鳥)っぽくないのでスタイル的にはウイングガンダムの方がかっこいいと思ってたんだけどね。でも、最近はTVゼロは好き。EWゼロも好きだけど、あっちはなんかかっこいいのベクトルがちょっと違うしね。あっちは単純に綺麗、こっちは平気としての機能美的なものが見えて良い。プロトゼロ? そんなものは認めてませんw
NoTitle
トラントの異物感・・・w
思えばウィングガンダムの方も稀に観る不遇な扱いの主人公機でしたしね。
第1話で海に沈み、第2話で主人公に見限られて爆破されそうになる。
その後も自爆させられるは、ライバルの一派に修復されたけどライバルとの決闘では使用されない、主人公が宇宙に行く際に地球に置き去りを食らい、その後のストーリーから長らくフェードアウトする。
とどめは主人公以外のパイロットに搭乗され、頭部とコックピットだけの無残な姿になる・・・
ここまで酷い扱いの主役ガンダムってのも最初で最後なんじゃないかなぁ。