小説の評価基準について(2014年以降)
2014年以降、週一度から二度くらいのペースで文庫本の感想を書き始めています。それに伴い、自己流ながら読んだ本の評価を記させていただいているので、それについて簡単ながら解説を書いておきます。
小説の評価基準はただ一つ、面白かったかどうか、です。
単純に面白さといっても、その面白さというのが瞬間的なものなのか、あるいは二度三度と繰り返し読みたくなるものなのかは作品によって違うし、どちらの方が「面白さ」として秀でているかも一概に言えたものではないと考えているので、杓子定規的な評価は多様なスタイル、テーマ性がある中では適していないと思いました。
そこで、単純に自分で読んで「面白い」と言えるかどうか、という部分を基準としています。その補助として、感想の中では主にストーリー・テーマ性、キャラクター、文章力・表現力などについて言及することもあります。
当初は100点満点で点数化していたものの分かりづらいと感じたので、シンプルに十段階評価(0点~5点の5点満点、0.5点刻み)としました。具体的には下記のようになります。
★=1点、☆=0.5点
★★★★★(5点満点)
傑作。理屈抜きで面白い。他人にも堂々と薦められる。
★★★★~★★★★☆(4点~4.5点)
秀作。出来が良い一冊。他人にも問題なく薦められる。
★★★~★★★☆(3点~3.5点)
佳作。多少の粗は見えるが、幾つか優れた美点も見える。趣向が合う人になら薦められる。
★★~★★☆(2点~2.5点)
凡作。平凡な上に、大して面白くもない。迷っているなら読まないことを薦めたい。
~★☆(0点~1.5点)
駄作。どうしてこの内容で編集者が発行を許可したのか疑うレベル。
あくまで個人的な主観に基づくものですので、そこはご理解いただければと思います。
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