僕らはみんな河合荘 第5話
『やっぱり』
≪あらすじ≫
居間でいつものように戯れだす河合荘メンバー(というか主に麻弓、彩花、シロ)。そして戯れのさなか、偶然にも律の唇が宇佐の腕に触れてしまう。真っ赤な顔をしてその場から立ち去ってしまった律は、翌朝になってもそわそわと落ち着かない様子。その純粋すぎる律を見て、やはりかわいいと思ってしまう宇佐であった……。
そんなある日外出先から帰宅した宇佐の前に現れたのは、カエルの目玉がついたフード付きレインコートに身を包み、大型の水鉄砲を提げた律で―。
(公式ホームページ 各話あらすじより抜粋)
≪感想≫
り っ ち ゃ ん 、 可 愛 い w
完全にりっちゃん無双の30分だった。下手にテンプレ的な青春劇をやるのではなく、タイトル通り「かわいそう」な住人たちが繰り広げるのがライトな喜劇だからこそ面白い。
もうすでに5話だが、全体的に「浅く広く」なところが良い形でハマっている。悪い形になると「中途半端」と言われかねないが、この作品だと深くはあまり突っ込まず浅いところでの人間関係のいい意味での軽さがメリットとして働いているように見えた。趣味も性格も違う住人たちが、同じ屋根の下であまり相手のオフィシャル・フォーマルな部分には触れず、その場で見える部分・姿だけで付き合っている感じ。
だから、宇佐にしても律にしても麻弓にしても誰にしても河合荘の中の描写ばかりで、実際に宇佐たちの学校のシーン、麻弓の働いてるシーン、彩花の大学のシーンはほとんど出てこない。そこがきっといいのだろう。
もうひとつ、この作品をライトな喜劇にしている要素がある。それは住子さんの存在だ。今回も「キュッっとしちゅう?」とか「(青春破壊同盟を)解散」させたりとか、随所に見守る人としての存在感を発揮。特に暴走しがちな彩花や麻弓に対するストッパーとしてはもちろん、視聴者に対して「暴走した人にはちゃんとお灸をすえられている」という因果応報としての報いが彼女たちに下っていると示せていることが大きい。これがないと、「結局かき回して当人涼しい顔かよ」と思ってしまう人も少なからずいるはずだし。
中盤まで非常にいいバランスで来れた。ここから後半、そして終盤にかけてどうなるのか楽しみ。
◆同じ話題で盛り上がれる
りっちゃんからすれば初めての感覚だったのかもしれないね。同じ本を読んで感想を言い合う。むろん、その評価は同一ないし近しい方が好ましいことに違いはないので、最後のシーンで宇佐が悩んでいたのも仕方ない。綺麗ごとをいくら並べようと、人間誰だって反論されるよりは共感された方がずっと嬉しいのだ。まして女性の場合は特にそういう傾向が強いみたいだし。
ただ、幸いなことにりっちゃんからすると「共感する」よりも「批評しあう」方が充実していたようだ。その点では宇佐はラッキーだったのだろう。もちろん、いつも感想が反対だったらそりゃあいくらなんでも厭だろうけどw
そういう意味ではどんな時も共通の話題を作る努力こそが打ち解ける最短の近道の一つなのかもしれない。
例えばだがデートの定番が映画(もう古臭いか?笑)だったのも、映画という「お互い閉口(沈黙)してても映画を観ているから不自然じゃない」「2~3時間の時間を共有しつつ会話をする必要がない」といった部分のほかにも、「映画を観終えた後のデートである程度、共通の話題に困らない」という要素があるからなのかもしれない。
っていうか、本当にりっちゃんと仲良くなりたいんだったら、「相手の趣味に合わせる」のはもっと早く気づいてもよさそうだったけどね(爆
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、nifty系、so-net系はほぼ全滅。livedoorは調子がいいと送れます。
・http://arpus.blog121.fc2.com/blog-entry-2594.html
・http://firstsnow2.blog.fc2.com/blog-entry-837.html
・http://renpounasu.blog.fc2.com/blog-entry-1465.html
・http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2014/05/kawaisou-5.html
・http://specium78.blog93.fc2.com/blog-entry-2170.html
・http://yadobeya.blog.fc2.com/blog-entry-704.html
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
Web拍手に頂いたコメントは後日『Web拍手レス』にてお返事させていただきます。
Comment
Comment_form