鬼灯の冷徹 総評
「地獄大一番」
閻魔殿の法廷に、閻魔大王の指示を求めて押し寄せる獄卒達。
不喜処地獄の人材不足、阿鼻地獄の川の氾濫、黒縄地獄は財政破綻寸前。
加えて天国からの人員派遣要請と、閻魔大王はパンク寸前。
困った閻魔大王は、いくつかの問題を不喜処地獄で視察中の第一補佐官・鬼灯に回す事に。
それを聞き、何でもかんでも私に回してくるとボヤく鬼灯の元に、さらなる問題がやって来た!
(公式HP ストーリー 第1話より抜粋)
そんな『鬼灯の冷徹』の私の評価ですが...
A+
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
鬼灯の冷徹 総評
放映日:2014年01月~2014年03月(全13話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:S
オムニバスなストーリーとしてのシナリオ構成はテンポが良くて分かりやすく纏まっている。
演出 評価:A
風刺的部分やパロディネタ含めて安定した演出と描写。
作画 評価:A
キャラ画がやや個性的だとも感じたが、総じて人物・背景・エフェクトなど作画のレベルは高い。
CAST 評価:S
改めてこの手のコメディ系というか、風刺的部分のある作品においてキャストの演技力の大きさを実感した。下手なシリアスよりもコメディを演じることの方が実力を求められるのではないかと感じたし、その中でキャスティングされた方々は素人目(耳?)にもキャラクターに命が吹き込まれていたと思う。
OP/ED/BGM 評価:B
1話のEDのまま最終話まで行ったらSだったw
総合 評価:A+
内訳:S評価(5点)×2+A評価(4点)×2+B評価(3点)×1=A+(4.2+0.1点)、第二期への期待と完成度の高さの点につき0.1点加減点
やや文面が質素で申し訳ないが、作品としての完成度はとても高いと感じている。壮大なストーリーによるお話、というわけではないが、一話完結のオムニバスとしての起承転結の作り方やテンポは原作ならびにアニメスタッフの努力もあってコンパクトに、綺麗に纏まっていたのではないかと思っている。
そうした中でコメディ、パロディ、風刺、昔話の裏話アレンジなどなどを盛り込んでアニメというエンターテイメントとしての完成度が高かったかな、と。
最初、このタイトルを見た時はどんなアニメが始まるのかとすら思ったものだが、こんな作品ならぜひ第二期も期待したい。
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