[再]新機動戦記ガンダムW 第11話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
『幸福の行方』
≪あらすじ≫
レディ・アンの作戦に敗北したガンダムパイロットのひとり・デュオは、同じパイロットであるカトルとマグアナック隊に誘導され、戦地から逃れる。地下基地がある町に着いたふたりは、改めてお互いが似た境遇であるとこと、同じ任務を受けていることを確認する。
ふたりを歓迎する宴の中で、町を偵察していたOZの兵士が町に爆弾を仕掛けていた。地下基地の存在が明るみになってしまったマグアナック隊はOZのMSと戦闘を開始。OZは以前から基地の存在を察知し、ガンダム抹殺のために乗り込んできたのだ。コロニーを盾に取られている今、デュオとカトルは出撃することができず、ただマグアナック隊の好意に甘えて脱出するしか方法はなかった。
一方、レディ・アンが出席するパーティの情報を聞きつけたリリーナは単身、モスクワに飛んでいた。養父・ドーリアン外務次官の敵をとろうとしたのだ。ドレスに拳銃を隠し、近づいてきたレディ・アンに銃口を向けるリリーナだったが、弾が外れて暗殺は失敗してしまう。レディ・アンの手下が追いかける中、リリーナはウェリッジ侯爵を始めとするピースクラフト家ゆかりの人々の助けを借りて逃げ延びるのであった。
(公式HP TVSeries Story 第11話より抜粋)
感想は追記からどうぞ。
≪感想≫
過激なリリーナw リリーナ・ドーリアンにはこういうところがあるんだよね。リリーナ・ピースクラフトになるとそういうところがなくなっちゃうのは今考えると巧い使い分けであり、勿体なさを感じるね。
そして自爆後のウイングガンダムの哀しいことw 今見るとやっぱり『BF』でフェニーチェが壊れながら戦ったシーンと壊れ方が似てるよね。そして原型が意外と残っているように見えて、あれで重要な部位は全て破壊出来ているらしい。というか描写だと粉々に砕けてるように見えるのは、『W』ではよくあることw この後ヴァイエイトが爆発した時も結局原型留めてたし、ガンダニュウムは伊達ではないのだよwww
そういえばヒイロも結局出て来ないんだよね。自爆してどうなったかっていうのは視聴者が期待してたところだったはずなんだけど、そこは巧く次週まで引っ張られた感じ。
さて、今回はデュオとカトルという組み合わせ。ニューエドワーズでの一件では通信などはしていたが、面と向かい合うのはこの回が初めて。二人ともガンダムパイロットの中では社交的でコミュニケーションがあるので非常にスムーズなのだが、他の三人との組み合わせの色が濃過ぎて印象が薄いw デュオのこの時の「次に会う時までに~」というのが最終話に繋がっていくと思うと、それを覚えていた脚本家というか監督というかスタッフの凄さみたいなものはあるね。
そしてデスサイズの謎バズーカw あれ、リーオーのなのかな? 射撃用の兵装がない(強いて言えばバルカン・マシンキャノン・バスターシールドを射出した時くらい)デスサイズでバズーカをほぼ無調整で使えてしかも全弾命中させるわけだから、デュオも意外と射撃センスがあるのか?
今回着目したいのはマグアナック隊。1話からさも当然のようにカトルとサンドロックに付き従っている彼らが何者なのか、というのが明示されたわけだ。本来なら彼らの出会いや、彼らがカトルを心酔しているきっかけになったシーンも描きたいところだったのだろうが、残念ながらそれは映像化されていない(エンドレスワルツの小説版には描写あり)。
ちなみのこのマグアナック隊40機、終戦まで誰一人欠けることなく戦い抜いた猛者どもである。スペック的には各パイロット用に専用チューンがしてあるMSとはいえリーオーの1割増しで、後半にビルゴが大量投入された戦場で生き抜いているわけだからそのパイロット技量は推して測るべし。ただ、あの砂漠をホバー移動していた機体はオリファントという支援用バリエーション機なのだが、あっちはたぶんカウントしてない……と思う。
さらに付け加えるとこの40機、設定上は全部パイロットに合わせて全てカスタマイズとチューンアップがされている、という。その中で分かっているのは4~5機なんだけどね。40機全部設定で出てきたらそれはそれで一度観てみたいんだけどね(ぉ 自力であれこれと考えてみるのも良いか。
次回『迷える戦士たち』。
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