鬼灯の冷徹 第9話
『「酒と女でダメになる究極の例」「溢れ返ってきたヨッパライ」』
≪あらすじ≫
「酒と女でダメになる究極の例」
昼間から厠にこもりっきりで、二日酔いからくる吐き気に苦しみながら、
もう飲みませんお許し下さいと唱えては吐く白澤。
色々な酒をちゃんぽんして飲んでは繰り返される見慣れた光景ながらも、呆れた様子の桃太郎。
溜息まじりに、これじゃあ鬼灯さんにとやかく言われるのも仕方ない、
鬼灯さんがウワバミなら、ひとつ負けてるとこぼした一言が、白澤の妙な負けん気に火をつける!
「溢れ返ってきたヨッパライ」
なりゆき任せで、閻魔大王の飲み会に参加することになった白澤と桃太郎。
宴もたけなわ、日本の伝統とばかりにこのまま飲み明かす勢いの閻魔大王に、
鬼灯はただの因習だとバッサリ切り捨て、閻魔大王の自伝語りが始まる前に獄卒達を家に帰そうとする。
店内の酔いどれたちの姿に、まるで叫喚地獄の亡者のようだと嘆く鬼灯の元に、
急を知らせる一報が飛び込んでくる。
(公式HP ストーリー 第9話より抜粋)
≪感想≫
◆いつの時代も酒と異性は火遊びの元
AパートとBパートがほぼ繋がった一つのテーマでの30分だった。そこで想ったのは、酒と異性はどの時代のどんな場所でもトラブルの元、ということか。
この作品は男女の良くも悪くも差別化というか、偏見的な先入観のイメージを使っているのだけど、現実的には女性もまたホストという異性に対して入れ込む人が少なからずいると耳にするので、男も女もやっぱりイケメンだったり、可愛かったり、美形だったり、あるいは自分のストライクゾーンだったりする異性には弱いということだ。無論、こんな偉そうなことを書いている私だって例外ではないw そりゃあ好みの異性があれば目を奪われるし、もしかしたら初対面でも心まで奪われるかもしれない。そんなことを外見はもちろん内面でも利用して商売しているのが水商売なんだろうし。
さて、異性はもちろんそれと同じくらい心奪われてしまいのはアルコール、お酒だ。まぁ、お酒を飲めるのは二十歳を過ぎてから。しかも飲めることと窘めることはまた別で、お酒を美味しいと思えるのはまた少し慣れが必要なんだろう。もちろん、人によっては最初からガンガンいける人もいるんだろうけど。
鬼灯も口にしていたが、アルコールで気にしたいのは自分以外の人だろう。お酒の席を楽しくしたいのなら、実はいつも以上に気配り・気遣いが必要になることを、あまり多くの人が意識していないように思う。
それはなぜか。
たぶん、お酒を飲んで気分が高まってテンションが上がればそれでみんな愉しんでいる、と勘違いしている人が多いからだ。無論、お酒を飲めば気分が良くなる。普段のストレスや悩みも一時的に解き放たれるのかもしれない。
でも、それはその当人だけだ。
まぁ、誰もいない部屋で一人酒して周囲の人々に迷惑をかけない飲み方をしているなら良いんだけどね。でもそうじゃない。いわゆる「飲みニケーション」と言われるものだ。その是非や善悪って言うのは判断が難しいが、まぁコミュニケーションの一つとしてはアリだと思っている。
けど、それがコミュニケーションとして成り立つのはいつも以上の気遣いや気配りがあってこそなのだが、それを忘れている人も少なくない。例えば鬼灯が指摘したように一気飲みをさせたり、マナーが悪かったり、そういったことをしても「酔ってて覚えていない」と反省の色がなかったり、と飲んでいるorやらせている当人は気分が良いのかもしれないが、それに巻き込まれている人からすればこれ以上タチの悪い人はいない。
なるほど、そういった人が地獄に落ちるのであればそれは至極当然だと思ってしまった。
一人酒以外でお酒を愉しみたいのなら、相手のペースや飲める物・食べられる物を上手く配慮し、その相手もまた気遣ってくれる相手を気遣ってこそ、最後にみんなが「愉しい」と思える飲みニケーションが出来る。
まぁ、それは極論を言えば飲みニケーションに限らないんだけどね。人づきあいにおいて気遣いや気配りっていうのはどんなときにも大切ってことなんだと思う。
ちなみに現世において「押してダメなら引け」でアルコール好きな人に死ぬほど飲ませるのは間違いなく逆効果なので注意w 確実に慢性的なアル中一直線で引き返せなくなるからwww
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