[再]新機動戦記ガンダムW 第7話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
『流血へのシナリオ』
≪あらすじ≫
ニューエドワーズの地球圏統一連合の基地では、連合首脳による会議が設けられていた。トレーズは、レディ・アンに命じ、OZの首脳が集まるとという誤報を流した。その誘い乗ってしまった地下組織は、ニューエドワーズ襲撃を各ガンダムたちに命令してしまう。
その会合の中で、穏健派のノベンダ元帥は、コロニーとの共存を提唱。会議に参加する大多数が賛同し平和への道が開ける希望が出た会議となった。
しかし、誤報に踊らされたガンダムが襲撃をかけ、首脳たちは基地の脱出を余儀なくさせられる。そして、その脱出用シャトルをヒイロは破壊してしまう。
これを機に、トレーズは「オペレーション・デイブレイク」を発動。各地のスペシャルズが一斉に蜂起し、クーデターは成功した。無事任務を完了したと思っていたヒイロたちは、OZの作戦にのせられていたことを五飛によって気づかされたのであった。
(公式HP TVSeries Story 第7話より抜粋)
感想は追記からどうぞ。
≪感想≫
なんでキャスリン、あんな格好してたんwww
あれ、部屋着だっけ? なんか部屋着ってもっとセーターっぽいのだと記憶してたけど(苦笑 完全に上は下着姿にしか見えないのだが、あれでトロワを誘惑してたのか?(マテコラ
さて、本編はオペレーション・デイブレイクが発動したシーン。「ガンダムを悪役に」というのは、面白い発想であると同時に主人公たちがテロリストであることを考慮すれば当然の展開でもあったわけだ。正規の軍に反抗する組織という意味では『Z』のエゥーゴや『V』のリガ・ミリティア辺りもそうなんだけど、あれらは組織だった反抗だった感じだからそういうイメージは薄かったんだよね。
ただ『W』は個人での反抗に近いからよりテロリストに近い印象を抱いたわけだ。後の『00』でもガンダムを(劇中内の世論に置いて)悪役に仕立てるという策略もあったわけだけど、オペレーション・デイブレイクにおけるトレーズの綿密さと目的のレベルの高さを考えるとこちらの方が一枚上手かな、という感じ。
マニアックなシーンを幾つかあげると、まずはウイングの可変シーン。ウイングがバードモードに変形するわけだが、バードモードにおいて機首部にバスターライフルを装着しないケースはたぶん今回が唯一になったはず。これも一回きりの貴重なシーンだ(まぁ、回想シーンとかでしょっちゅう出てくるけどw)。
あとは、この頃のサンドロックの主兵装「ヒートショーテル」の攻撃する側が注目ポイント。この当時は、サンドロックはヒートショーテルの内側で敵を斬っていた。これは「ショーテル」という原型となった武器を考慮してのことだと思われる。「ショーテル」は内側に刃があるものが多く、この歪曲した刀を用いて盾を装備する敵の「盾」を迂回して斬りつけられるようになっているわけだ。まぁ、それがモビルスーツ戦においてどこまで有効なのかは分からないがw
ただ、サンドロックのヒートショーテルがこの形状になっているのは、ビーム兵器ではないヒートショーテルでより確実に対象を溶断するために、刃と対象物との接する時間と距離をより伸ばすためとも言われている。
ちなみのこのヒートショーテル、物語中盤から後半になると今度は普通にショーテルの外側で攻撃するという摩訶不思議な変化があるのは、『W』ファンの間では有名な話。
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