夜明け前より瑠璃色な 第2話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[夜明け前より瑠璃色な]
夜明け前より瑠璃色な 第2話「お姫様は優等生!」
<あらすじ>
スフィア王国(月王国)のお姫様・フィーナ=ファム=アーシュライトが朝霧家へのホームスティが決まった翌日。早速フィーナは、達哉や麻衣と共に学校へ通うことに。
「昨日は大使館から歩いてきました」
そう言うフィーナだったが、目に映る、月の人工的なものとは違う色々な自然の景色に心奪われる。そんな中、話題は侍女・ミアについて。侍女としての役割を強く意識するが故に、どうしてもフィーナと同室で暮らすことを拒んだり、あるいは学校に着いてこようとしたり。彼女なりの気遣いであることが解るだけに、強く言えない達也は苦笑することしか出来ない。
そうしているうちに、時間が早いため、まだ開店前の店が立ち並ぶ商店街を通り抜け、学校へ到着。
そして、とうとうフィーナが達哉や菜月のいるクラスへと留学生として編入してきた。
続きはOPENからどうぞ。
<あらすじ・ネタバレ>
編入直後のHR。相手がスフィア王国王女だと解っているため、達哉たち以外のクラスメイトは、気後れしてしまってフィーナに声をかけられず、ただフィーナに視線を向けてくるだけ。そんな時、その空気を破ったのは遠山翠。これに達哉に促され、菜月が会話に加わって少しだけムードがマシなものに。
「だってフィーナのホームスティ先、達哉ん家だもん」
(あっちゃ……)
だが、調子に乗った菜月。つい、その事実をバラしてしまうと、男子生徒の矛先は達哉へ。達哉が男子生徒から真相についての尋問を受けて帰って来ると、フィーナの周りには女子生徒の集団が集まって、楽しそうに会話をしていた。その様子に、どこかホッとする達哉。
「マスターカーボンとしてその名を馳せ」
「馳せてない! 馳せてない!!」
「気に入った! これはワシからのプレゼントじゃ!」
菜月のそんなエピソードを暴露した昼食。予期せぬことに、ミアが学校まで来てしまったり、写真家・高野氏にフィーアの生着替え写真を手渡されたりとハプニングこそあったものの、学業に、スポーツにその溢れんばかりの才能を発揮し、一躍人気者になるフィーナ。
放課後。
朝、まだ開店しなかった店を回ってみようと提案する達哉。フィーナも乗り気だったが、校門前には大使館の車が。どうやら緊急の公務が入ったらしい。フィーナは申し訳なさそうにしながらも、車で公務へと向かった。
翌日、昨日達哉が気づかないほど遅くに帰ってきたフィーナは達哉の従兄妹・さやかと今日も公務。普通の女の子として接していたつもりなのに、公務で多忙なフィーナを見ていてその気持ちが揺らぐ達哉。
その晩、先に帰ってきたさやか。達也はさやかに「公務で遅くなるだろうし、早く寝た方が良い」と言われるが、バルコニーに出て月を見上げていた。そこに現れる高野氏。
「確かにあの王家の娘たちは生まれながらにして王女じゃ。自分にも他人にも強く厳しいなぁ。じゃが、それ故に何かしてやりたい。なんて考えが持てたんじゃろ。家族として、のぅ」
「家族……」
何かをしてあげたいと強く想っていた達哉の気持ちを看破する高野氏の言葉。それに達也の揺らいでいた気持ちも固まった。
今日も遅くなり、それでも大使館の人に送ってもらって朝霧家へと帰ってきたフィーナ。全員眠っている頃だと思っていると、庭から達哉が出て来る。寝ていると思っていたフィーナは、驚きを隠せない。
「こんなことしか思い浮かばなかったんだ。一生懸命頑張っている女の子に、一緒に暮している家族に俺が出来ることって……お帰りって迎えてあげることくらいしか」
「ただいま、達哉」
自分を王家の人間でありながら家族としても見てくれる達哉の言葉と行動を嬉しく思って、頬を紅潮させるフィーナ。明日こそ一緒に商店街を回る約束をし、さらにその鼻をまた摘んでしまう達哉の突拍子も無い行動に微笑を浮かべる彼女を、屋上で高野氏が見守っていた。
「昔の、あの男と出会った頃のオマエさんによー似た、良い笑顔の娘じゃないか。のぅ、セフィリアよぉ」
かつて密着取材したフィーナの母・セフィリアの姿を思いながら、高野氏は槍呟いたのだった。
<感想>
ストーリーはとても面白かったです。留学生とは言え一国の王女が、全ての公務を投げ出してただの学生として生活出来るはずがなく、公務を含めた全てが留学と言う意味なのが、とてもリアルでいて、物語を決して単調にさせないアクセントになっていると思います。
まぁ、正直ミアに関してはちょっと中途半端だったかな。最初に入れておきたい気持ちも判るけど、なんか結構ミアの拘りはあっさりとし過ぎているようにも思える。フィーナとミアの立場の違いについての考え方が、フィーナとミアで異なっている、と言うのはこれはこれで1話が出来るネタだし。
さて、ラストシーンとお色気、一瞬のフィーナのまばゆいばかりの笑顔に全精力をつぎ込んだからなのか、どうも通常パートの作画が2話にしていきなり低下した感が否めません。と言うか、低下している気がする……。なんていうか、ベタ塗りって言うか、バランスが微妙に狂っていると言うか……。3話での修正を希望。まぁ、お色気はフツーに良かったですが。さすが高野氏(ぇ
次回は「お姫様 料理対決!」。でも、料理対決って言うよりフィーナがバイトって感じ。これも地球の文化……なのだろうか? 月でもバイトくらい出来るんじゃ(まぁ、王族がバイトなんて出来ないだろうけど)。
<MVC>
フィーナ=ファム=アーシュライト
「ただいま、達哉」
忙しいながらも理性がやらなければならないと訴える公務、普通の学生として地球での生活の体験を吸収したいと思う本心。それらと葛藤しながら、公務と学業を両立させようと奮起するフィーナ。それを迎えてくれる達哉も良いけど、それを素直に受け入れるフィーナがまた良い。近年、ツンデレがヒロインを占めることもあるようになって、こう言う場合だと「ツン」を発揮する場面が多いですからね。こう言う方が私は好きですね。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://ameblo.jp/rayran/entry-10018213928.html
・http://asakuranemu1228.blog27.fc2.com/blog-entry-827.html
・http://blog.goo.ne.jp/sweet-lovely/e/3a9390fb5cfb7ffa4dbc46daf74633d5
・http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/50646435.html
・http://blog.livedoor.jp/xenon44/archives/50570403.html
・http://blogs.yahoo.co.jp/nanajigo/41239273.html
・http://chalcograhie.blog21.fc2.com/blog-entry-1716.html
・http://endless-space.jugem.jp/?eid=1156
・http://firelife.blog55.fc2.com/blog-entry-335.html
・http://flain.blog53.fc2.com/blog-entry-63.html
・http://hiroy.blog49.fc2.com/blog-entry-49.html
・http://koali.blog43.fc2.com/blog-entry-769.html
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-643.html
・http://mekatama.blog21.fc2.com/blog-entry-496.html
・http://nekonii.blog3.fc2.com/blog-entry-609.html
・http://nohohonhobby.blog39.fc2.com/blog-entry-244.html
・http://saga12.blog65.fc2.com/blog-entry-148.html
・http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2006/10/post_732d.html
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