蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-]
2039年、人類は温暖化に伴う急激な海面上昇により、地上での版図を大きく失った。
それに呼応するかのように、霧を纏う謎の軍艦群「霧の艦隊」が世界各地の海洋に出現、搭載した超兵器で人類の艦を攻撃し始めた。
人類は持ちうる戦力を投入し、最終決戦「大海戦」に臨むも、「霧」の圧倒的な武力の前に脆くも敗れ去った。
すべての海域、運搬経路を「霧の艦隊」によって封鎖され、政治経済は崩壊、人類は疲弊の一途をたどっていた―――――――
「大海戦」から7年。
士官候補生・千早群像の前に現れた「霧の艦隊」の潜水艦「イ401」。
敵であるはずの「イ401」、そのメンタルモデル「イオナ」との出会いは群像に、そして人類に何をもたらすのか?
(公式HP STORYより抜粋)
そんな『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ』の私の評価ですが...
A-
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ 総評
放映日:2013年10月~2013年12月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MX
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:C
最終話がとにかく酷かったが、さすがに「D」は可哀想かな、と。これが監督の仕事なのか、シリーズ構成の仕事なのかは分からないが、最期を纏めるのが下手なのだけは分かった。
でもまぁ、ハルナとキリシマが味方になる展開はアニメオリジナルらしいし、途中までは良かったんだよね、途中までは。
演出 評価:A
もう少しメンタルモデル達の“霧”から“ヒト”らしくなるところは時間をかけてやってほしかったところ。それでも最終話以外のバトル要素やハルナ・キリシマ・蒔絵のエピソードの描写などは比較的良かった。
作画 評価:S
全編CGというかなりチャレンジャーなことをしてきた。序盤はMMDを見なれていても違和感があったものの、キャラの描き方やカット割りの工夫があるようで、中盤以降はほとんど気にならなくなった。今後のアニメの可能性を提示してくれた。
CAST 評価:A
不安もあったが最終的には纏まっていたキャスティングだったと思う。
OP/ED/BGM 評価:B
EDはアニソンにするなど作画におけるチャレンジャー精神の割には無難に終わらせてしまった感もある。ただEDで一度メンタルモデルのヒロインたちが戦艦になった時は面白いと思ったけどwww
総合 評価:A-
内訳:S評価(5点)×1+A評価(4点)×2+B評価(3点)×1+C評価(2点)×1=A-(3.6点)
メカニックだけでなく、キャラクターまでフルCGで行うというかなりチャレンジャーな作品だった。しかし、その功績は大きい。自分でも予想以上に、キャラクターCGを最終話を迎える頃には違和感なくすんなりと受け入れられるようになっていた。このクオリティと描写が可能ならば、キャラを含めたフルCGアニメというのも(コストはかかりそうだが)可能性が大きく広がったし、今後数が増えてきた時にその開拓の道を切り拓いたのは『アルペジオ』と答えても良いのだと思う。
ストーリーとしても原作付きの中でアニメオリジナルの展開で、ハルナ・キリシマを味方に加えてイ401に乗艦させるなどがあったらしい。原作未読だとどのくらいの違いがあるのかは分からないが、ハルナ・キリシマのキャラクター性を考えてもかなり良い判断だった。
しかしながらそのストーリーを纏める力が監督・脚本家にはなかったと言わざるを得ない。岸監督じゃ、やっぱりダメなのか?
続編は正直あまり期待していない。最後のまとめ方が酷かったのであまり続編を観たいという感情も湧いて来なかったし。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 ハルナ
キリシマとのコンビは良かった。特に蒔絵絡みの話が終わってからがアニメ版での真骨頂だったかなw
2位 キリシマ
もといキリクマwww
3位 タカオ
愛って強いねw あと、10話の切なさと哀しみを返して欲しいwww
- at 09:52
- [アニメ(放送終了):蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-]
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