革命機ヴァルヴレイヴ 2nd season 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[革命機ヴァルヴレイヴ]
争いに巻き込まれたモジュール77は学生達だけの独立国・新生ジオールとして中立地帯である月を目指すこととなった。
最初は争いごとを嫌っていたハルトだが、敵対するドルシア軍エージェント・エルエルフと出会い、それぞれの想いのためにヴァルヴレイヴに乗り込んだ仲間と共に、自分たちの学園、そして国を守るために生き残りをかけた戦いを繰り広げていく――。
ヴァルヴレイヴが作られた目的とは?
そして隠蔽されていた存在“マギウス”とは一体、何なのか?
世界の裏側と対峙する時、ハルトとエルエルフの革命が始まる。
(公式HP WORLD イントロダクションより抜粋)
そんな『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd season』の私の評価ですが...
D
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
革命機ヴァルヴレイヴ 2nd season 総評
放映日:2013年04月~2013年06月(1st season)、
2013年10月~2013年12月(2nd season 全24話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:D
地球篇をやろうとしてやや改善したかのように見えたものの、結局最後でコケた。キャラはストーリーで生きておらず、ストーリーはキャラを生かせずに殺すだけという最悪の関係性。負の相乗効果しかない。「世界を暴く」といいながら結局最後にそれをしたのは……1話くらい?
ショーコはあんなに化け物言ってたくせに、最後に1号機の後継とかマジでふざけているとしか言いようがない。二百年後の扱いもあまりに酷く、これをプロの監督と脚本家が大手スポンサーのバックアップを受けて多額のコストを費やして作ったなんてふざけているにも程がある。
演出 評価:D
キャラクターの内面が巧く描けなかったのが最大の失敗。
加えて戦闘シーンは良かった……はずなのだが、実は私はそんなに良かったとは思っていない。というのも、確かに綺麗なバトルシーンだったけど工夫がない。1話から最後まで一辺倒というか、単調過ぎた。これだけの作画スタッフがいながらそれを活かせない演出担当や脚本家の稚拙さだけが浮き彫りになった。
作画 評価:B
作画という面ではそこはサンライズ、最低限の仕事はしっかりとしていた。ただ、綺麗なだけではどうにもならん。
CAST 評価:B
1st seasonからの引き継ぎであるし、余り間も空いていないのでキャスティングやキャストという面ではあまり不安は感じなかった。
OP/ED/BGM 評価:D
OPは1st season以上に劣悪。西川さんと水樹さんがただ叫んでるだけで、何の良さも面白味も感じない、コラボレーションしている意味がない。別に西川さんや水樹さんに歌唱力がない、などとは欠片も思っていない。1st seasonの総評でも書いたが、相性がとにかく良くないのだ。
せっかくの千住さんの楽曲もこうも周りが足を引っ張っては……。
総合 評価:D
内訳:B評価(3点)×2+D評価(1点)×3=D(1.7点)、基礎点1.8点、2クールやりながら纏め切れなかった点につき-0.1点減点
中身だけ見れば1st seasonよりは良かった部分もあるにはあった2nd season。それでも1st seasonよりも評価が低いのは、これが2クール目であるという点だ。
つまるところキャラの導入や機体、世界観の補足などをある程度しなくても良い状態にありながら全体を平均化して見てみるとあまり1st seasonと大差ないということは、2クール目の総合的な出来というのは1st season以下ということだ。
最後の方はせっかく持ち直してきたのにインパクトを重視し過ぎてまたシナリオは崩壊し、インパクトを与える展開に困ったのか主要キャラを殺しにかかり、最終話のあの屑エピソードである、褒められる点はない。
とにかく監督と、シリーズ構成と、脚本家は二度とアニメを作らないでほしい。
おまけ
ベストキャラTOP3
は?
- at 09:49
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
- TB(0) |
- CO(9)
- [Edit]
ここまでキャラクターを不快に感じるアニメは久しぶりでしたね。スタッフはキャラクターに対して愛着がないのかと思えるくらいに、行き当たりばっかりの言動で共感出来なかったですね。
物語を引っ張るのが、ヘタレなハルトにクズなショーコの時点で、これでは視聴者は着いていけません。
一言でいえば言葉は悪いですが、、スタッフのやりたい事を適当にぶち込んだ結果、産業廃棄物になったな、という印象のアニメでした。