ガンダムビルドファイターズ 第11話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[ガンダムビルドファイターズ]
『ロワイヤル』
≪あらすじ≫
世界大会予選第二戦は、全員参加の「バトルロワイヤル」。全体の数が1/3になったところで生き残っていれば良いという形だが、レイジは「片っぱしから倒せばいいんだろ」と前のめり。
それもそのはず。知っている人が見れば、三代目カワグチはどう見てもユウキ・タツヤその人。実際にその素顔を見ても、それは間違いない。
日本での予選会を放棄し非公式の戦いしか出来なかったレイジからすれば、これ以上ない機会。
だが、それで勝ちぬけるほどこの世界大会に集った猛者たちは、生易しくなかった。優勝への決意、覚悟、あるいは私怨、執念も含めて渦巻くバトルロワイヤルの中で、姿を見せたのは――
≪感想≫
オ ー ル ス タ ー 入 り 乱 れ て
バトルロワイヤル形式での戦いは、正しく歴代ガンダム好きにとってはこれ以上ないお祭り騒ぎだった。なにせあれよあれよといろいろな作品からいろいろなMSが出てくる。一対一の戦いが多い中ではなかなかこうはいかない。また大人の都合から1stシーズンしか参戦出来ない(らしい)『00』からも主役級のデュナメス、ヴァーチェが動く形で参戦しており、そういう意味でも改めて「オールスター」「お祭り騒ぎ」という言葉が相応しい。
一方でキャラクターたちにはそれぞれ気になるところも。何と言ってもレイジは、「あのお方」と言われているようなので実際にレイジが口にしたことは本当だった可能性が高くなった。もしかしたらプラフスキー粒子はもともと、レイジのいた世界の粒子とかありそう。
今後どうなるかと言うところだが、レイジが本当に異世界から来たのであれば『ログ・ホライズン』や『SAO』『.hack』のようにゲームのような別の世界(レイジの世界)に今度はセイたちが呼び付けられてアレコレするっていうのが後半クールでは待っているのかもしれない。
あとはタツヤ(三代目カワグチ)だったり、リカルドだったり、なんだったりとそれぞれの個性が多かったのもの特徴かな。
引っかかったのはやっぱりニルス。ああいう格好で、あんなMSを扱う以上、もう少しちゃんと武士道なところは見せて欲しいのだが、今回も武士道を曲解というか変な解釈している感じが好きじゃない。相手としてはリカルドが戦友の仇を取るのが良いんだろうけど、なんかこうもっとちゃんとした武士道な人に倒されて真の武士道に目覚める、みたいな展開があって欲しいかも。
◆今週のMS
ガンダムデュナメス
今週は前述のようにオールスター状態だったのでいろいろと紹介したいMSがあるのだが、その中で一つ選ぶとしたらやっぱりコイツだった。出典は『機動戦士ガンダム00』より。
『00』の序盤の主役ガンダム4機の一機である。そもそも、主役級のガンダムが複数いて、なおかつそれぞれ個性があるというのは、「アナザーガンダム」とも言われる平成シリーズから本格化したものだ。『G』では作品の都合上、それぞれの国のイメージが強くガンダムに反映されたので、本格的に「機体に個性をつける」という意味では『W』から始まったと考えても良い。そこから『X』、『SEED』シリーズと続き、『00』でも同じ形が取られた。
デュナメスは観ての通り、「遠距離狙撃型」のガンダムである。中・遠距離で攻撃する方法としては、大出力攻撃で焼き払うか(面攻撃)、一点に力を集中させて貫くか(点攻撃)というところだ。今回出てきたヴァーチェだったり、あるいはガンダムヘビーアームズ改(EW)だったりは面攻撃を得意とするタイプで、デュナメスは後者に当たる。
まぁ、そういった役目もあって機体カラー含めてどことなくミリタリーっぽさがあるのがデュナメスの良さでもある。ここから、デュナメスの系譜としてケルディムやサバーニャと続いていくのだが残念ながらそれらデュナメスの後継機がこの作品で姿を魅せることはたぶんないだろう。
系譜として話をすると、デュナメスの系譜で近接攻撃兵器を有しているのはこのデュナメスだけなのも特徴。ケルディム以降は近接格闘を目的とした攻撃兵器は搭載されていない(防御用のものはあるのだが)。今後、何かのゲームでデュナメスやその系譜の機体を扱うことがあるなら、ちょっと頭に入れておくと良いかもしれない。
エアリーズ
せっかくなのでもう一機だけちょっと紹介。『ガンダムW』に出てくる量産型MS・エアリーズだ。今回、前述のデュナメスにやられた紺色の飛行MSだと思っていれば良い。今週、ガンダムヘビーアームズ改(EW)やガンダムエピオン、さらにウイングも出ているわけだから『W』が結構優遇されていたw
それはさておき、このエアリーズは、『W』の量産機の中で最初期に作られた一機だ。もともと『W』に出てくるOZ製の量産型MSは、始祖ともいうべき「トールギス」のデチューンである。トールギスの基本構造をそのままにスペックを落として操縦性を高めたのが「リーオー」、トールギスのドーバーガンに代表される大火力を継承したのが「トラゴス」、そしてトールギスの高速飛行能力を継承したのがこのエアリーズなのである。
継承したと言ってもどれもこれもそのままのスペックでは並みのパイロットでは扱えないため、かなり性能を落としているのだが。
ともあれ、このエアリーズで予選大会を駆け抜けてこの世界大会に参戦している猛者がいるのだから、幾ら「原作の劇中性能は関係ない」といってもとんでもない猛者もいたものであるwww
次回『ディスチャージ』
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- at 21:07
- [アニメ(放送終了):ガンダムビルドファイターズ]
- TB(8) |
- CO(4)
- [Edit]
「デュナメス」が登場したのはわかって何だか嬉しかったのですが、
なぜか「ヴァーチェ」には気づきませんでした…(>_<)
どんな人が操縦してるのかわかりませんが、
「ナドレ」登場に期待してしまうのはいけませんかね?(笑)