京騒戯画 第1話
『ある一家の事情とその背景』
≪あらすじ≫
《第1章》
京都・高山寺に暮らす明恵上人とその妻・古都と三人の子供達は、世間に気味悪がられ、鏡都に移り住むことになった。
《第2章》
一家は幸せだったが、古都が見る夢は将来必ず起こる災いであったため、夫婦は子供たちを置いて鏡都を去った。
《第3章》
両親が去り、三人が治める鏡都に、ある日コトと名乗る少女が現れた。
(公式HP ストーリーより抜粋)
≪感想≫
視聴者置いてけぼり気味で始まった予習篇を経ての第1話。こうやって第1話を観ていると、視聴者を放置してでも予習篇は入れた方が良かったんだろうなぁ、と漠然と思っている。そのまま1話の内容やっていたら、さすがにちょっとアニメの第一話としては掴みが弱いというか、これはこれで「なんだ?」ってなりそう。理解出来ていなくても0話の予習篇を観たから受容出来るというか、なんというか。
話の中身としては、鏡都(きょうと)の成り立ちと、明恵(薬師丸)たちがしきりに追っている母親こと「古都(コト)」の生い立ち、そしてその明恵たちがどうして古都に固執するのかというバックボーンの描写がメイン。
良く分からなかった明恵たち三人の喧嘩ややり取りも、こうしてバックボーンが分かってから思い返したり観返したりすると、また違った印象や感想を抱きそうだ。
何も失わないが、その代わり何も生まない世界“鏡都”。なんとなくそんな感じはしていたが、改めてその現実を叩きつけられると、前回の予習篇で散々破壊の限りを尽くしたコトたちの行為は意味があったんだろうなぁ、と思う。
何も失わずけど何も生み出さない世界なんていうのは、停滞している世界でしかない。その世界は衰退はしないが、発展もしない。「現在」という時間を永遠に繋ぎ止めて、維持をするだけの世界。それが是なのか、非なのかっていうのは考え方でいろいろ変わってくるとは思うけどね。
ただ、そんな世界で三兄妹だけは時折アップデートされて“成長”しているようだ。彼らだけが成長していくことにももちろん意味はあるのだろうし、早く過去篇から現代篇に戻って欲しいのだが、次回も過去篇っぽいw
次回『やってきたのは妹』。 今回は明恵たちの過去回だったから、次回はコトの過去回かな。感想は『境界の彼方』の方は書く人たくさんいそうだから、こっちを書くのも良いかも。
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