ローゼンメイデン 総評
ひきこもりの中学生・桜田ジュンの元に届いた一通のダイレクトメール。
まきますか まきませんか
その選択により世界は枝分かれした。
「まきます」を選んだ桜田ジュンは真紅と出会い、
「まきません」を選んだ桜田ジュンは真紅と出会わないまま、やがて大学生になっていた。
決して交わるはずのない世界。
だが、二つの世界は繋がってしまった…!!
ひきこもりを克服して外の世界に出たものの、
自分の居場所を見つけられなかった「まかなかった」ジュン。
「ローゼンメイデン」が存在するはずのない世界にやってきた真紅。
その出会いがもたらすものは…!?
(公式HP あらすじより抜粋)
そんな『ローゼンメイデン』の私の評価ですが...
B+
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
ローゼンメイデン 総評
放映日:2013年07月~2013年09月(全13話)
私が視聴した放映局:TBS
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
ちょっと中だるみした感じもあるが、上手く起承転結をつけて纏めつつ、さらに続編への布石を残した昨今のアニメらしい終わり方。まぁ、終わり方は今までの繰り返し・焼き回しみたいな感じなので、ちょっとクドい感じもあるが……。
巻かなかった世界のジュンがようやくポジティブになっていただけに、視聴者としては「ここから面白くなりそうなのに」と言う状況で最終回と言うのはちょっと勿体ない感じもする。
演出 評価:B
巻かなかったジュンのネガティブな内面を、途中で過去の回想を交えてさらに卑屈にしながらも、最終的にポジティブに持っていく辺りは上手い。
一方で新参者としてはアリスゲームが1話の総集編だけではちょっと思い入れに浅く、ドールたちの演出に納得し切れない部分も。
作画 評価:A
ドールたちをいかに人形として描けるか、がポイントだったと思うので、そこでヒロイン性がしっかりと出る形で描けたのは良かったことだと思う。オーラと言うか雰囲気みたいなものが人間キャラとドールたちはやっぱりちょっと違った感じだった。
CAST 評価:A
久々のアニメ化だったとも思うが、どの声優さんもキャラから逸脱した空気は感じなかったので、過去シリーズ未見だが、しっかりと出来ていたのではないだろうか。
OP/ED/BGM 評価:B
『ローゼン』といえばアリプロ、という意識が過去シリーズを観ていない自分にもあったが、今作はちょっとインパクト不足だったか?
総合 評価:B+
内訳:A評価(4点)×2+B評価(3点)×3=B+(3.4点)
原作未読、過去シリーズ未視聴で臨んだ『ローゼンメイデン』の視聴。中盤くらいまでは、ぶっちゃけ何が面白いのかとも思ったが、終盤にかけて右肩上がりに面白くなり、最終回の最後の展開は続きが観たくなる衝動にかられた。
それくらい良かっただけに、あと1クール分のお話があればなぁと思わずにはいられないw
ほんと、ここから面白くなりそうなんだが、原作ではどうなんだろうね。
一方で新参者としては一見してアリスゲームにまるで進展が見られないようにも見えて、ちゃんとしたストーリーは全然進んでいないようにすら見える。
真紅も最後の展開は、巻かなかったジュンを良いように利用しているようにも見えてしまう(まぁ、これは巻かなかったジュンにとっても真紅との出会いがきっかけに好転しているのでお互い様だが)。
続編があるとしたらこの辺のバランスが今後大事になってくるのかもしれない(今回の終わり方も、雪華綺晶が今までやってきたことの二番煎じ・三番煎じなわけだし)。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 斉藤さん
途中で手のひら返しが来るのか怖いキャラだったけど、ちゃんと純情なキャラでホッとしたw
2位 巻かなかった世界のジュン
いろいろと思うところもあるけれど、アニメや漫画などに主人公の成長要素を欲するのであればしっかりと成長した主人公と言える。成功し過ぎてリア充になりつつあるがw
3位 蒼星石
ドールの中では一番ドールっぽい、というと語弊があるかもしれないけど、好印象。というか、後のドールが人格破綻者ばかりでwww まぁ、それは半分笑い話の冗談だけどw
- at 12:24
- [アニメ(放送中):総評(カテゴリのない作品)]
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