有頂天家族 第7話
『銭湯の掟』
≪あらすじ≫
矢三郎が弁天から逃げ回っていた間、大の風呂嫌いである赤玉先生をなんとか風呂に連れ出そうとして失敗した矢四郎に泣きつかれた矢三郎は、いつもの口論の挙げ句、なんとか赤玉先生を銭湯に連れて行くことになる。駆り出された矢一郎を交えた一行を銭湯で待ち受けていたのは、偽右衛門選挙を前に暗躍する金閣と銀閣だった。
(公式HP 各話あらすじより抜粋)
≪感想≫
冒頭こそ紅葉狩りの余韻を残していて風情があったが、本編はとても世俗的w ただ、そこから最後の展開はかなりの急展開。
次兄である矢二郎が井戸に籠る理由は、なかなかに切ない。
まぁ、矢一郎の嘆き方もどうかと思うが(苦笑 もし本当に金閣たちが言うように酒に酔って油断して捕まったのなら、それは酒の席を一緒にした矢二郎の責任ではなく、泥酔するほど飲んだ総一郎本人の責任だ。「酒は飲んでも呑まれるな」ってヤツだね。総一郎は柄にもなく酔い潰れるほど嬉しかった、ということなのかもしれない。男親が息子と酒を飲み交わすのは、いろいろと思うところがあるらしい。
とはいえそれならそれで二人一緒に帰ってくれば良いだけの話だ。でも、二人は途中で別れることとなった。矢二郎が父を放置して帰ってきたとも思えない(そんな関係ならそもそも酒を飲みになんていかないだろう。まぁ酒の席で喧嘩をしたとも考えられるが、総一郎を考えるとそれもなさそう)。ならば、この真相にはもっと別の理由があったのか……。
どちらにせよ、こういうところが「器が小さい」と言われる由縁なのだろう。夷川の連中が偽右衛門になるのは生理的に嫌だが、かといって矢一郎が偽右衛門になるのも人間的に不安があるw
矢一郎も誰か伴侶をもらって子供が出来ればまた変わるのかね?(ぉ
そして物語は、「人間も、天狗も、狸もいずれ“別れ”が来る」というテーマへ。結構重たいテーマだが、風情のあるこの作品で描くと、また違ったものに映るかもしれない。
そろそろ赤玉先生の良いところも見てみたいwww
次回『父の立つ日』。
≪TB先 参照リンク(URLアルファベット順)≫
赤字はTBが現在弾かれてしまっているBlog様です。
現在、nifty系、so-net系はほぼ全滅。livedoorは調子がいいと送れます。
・http://blog.livedoor.jp/bobu_mono/archives/30925086.html
・http://brook0316.blog.fc2.com/blog-entry-3531.html
(http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201308190000/)
・http://craft89.blog105.fc2.com/blog-entry-731.html
・http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-8950.html
・http://kagura77.blog99.fc2.com/blog-entry-3796.html
・http://scriptor.blog54.fc2.com/blog-entry-2446.html
・http://seigenjikan.blog2.fc2.com/blog-entry-2921.html
・http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-8107.html
もしよろしければ、拍手ボタンをポチッと押して下さいm(_ _)m 管理人のモチベーションが上がります(ぉ
Web拍手に頂いたコメントは後日『Web拍手レス』にてお返事させていただきます。
Comment
Comment_form