有頂天家族 第4話
『大文字納涼船合戦』
≪あらすじ≫
矢三郎が弁天から借り受けた空飛ぶ奥座敷。空へと舞い上がった奥座敷で五山の送り火を楽しむ納涼会が始まった。上座に座る赤玉先生。亡き父総一郎に倣って矢一郞は布袋の姿に化けている。そしていつも通りの矢三郎と、はしゃいで濡れ縁をうろうろする矢四郎。それを見守る母。そこに大型船に乗った夷川家がやってきた。夏の夜空に一触即発の緊張感が漂う。
(公式HP 各話あらすじより抜粋)
≪感想≫
どこまでも阿呆をしてこそ狸、か
そんなことを想った30分だった。赤玉先生を茶室に呼ぶのに一芝居打つようなところから始まり、この後の選挙のこととか親せきづきあいとか関係なく気に食わないやつにはお灸を据えるところまで。しがらみを超え、自由を捨てての阿呆。後先のことなんて二の次ってねw
全体的に派手な展開とテンポも良かったのでここまでの中だと一番観やすかったかも。
作画も風情があって良かった。「花火」の描き方はアニメの中ではリアルのものとの差が如実に出てしまうので難しいところだとは思うが、そうした中でリアルであることより魅せることを選んだ感じ。
何より、花火の打ち合いが始まったところのBGMが良い。何が良いってやってることとのギャップ(笑 下鴨家と夷川家で一歩間違えれば命のやり取りにすら見える乱戦をしながら、その背景で流れるBGMはまるでお祭りみたいな曲調。登場キャラたちの真剣さとは裏腹に、「狸は阿呆をしてなんぼ」みたいなところがBGMの選曲から感じられた、演出的に面白いシーン。
総一郎のエピソードは二度目なのでちょっとくどくも感じた(先週か、今週のどちらか一度の方がインパクトがあった気がする)が、矢三郎の脳裏に浮かんだ「いてもうたれ」の一瞬のカットインや、赤玉先生の回想は良かった。随所に良いタイミングで入ってくるので、基本的に彼が狸鍋にされた理由が判明するまでは物語の裏で中核となるのは彼なのだろう。
そんな中で、全てを見越したように風神の扇を茶室に忍ばせていた弁天。浴衣姿の弁天もほんのり色気があって良いw いやまぁ、そんな赤玉先生みたいな感想はともかく、茶室を壊し、さらに扇まで無くしてしまえばこれはもう矢三郎は金曜倶楽部で狸鍋確定(弁天だけに喰われるなら矢三郎は本望だろうがw)。
当人は夏の終わりまで逃げ続けていたようだが、裏を返せば矢三郎が逃げ続けなくても良くなったエピソードがあるはず?
次回『金曜倶楽部』。 総一郎が喰われてしまった理由でもいよいよ語られるか? それとも、矢三郎が狸鍋を回避したエピソードか?
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NoTitle
ありました。愛すべきアホたちの物語、最高ですね