闇芝居 第2話
『「惨拝」「家訓」』
≪感想≫
今回は二本立て。
「惨拝」
漢字や響きを文字った逆意味的なお話。あの三人はたぶん怨霊に近いものだったのだろう。残念なのは主人公に落ち度がなかったことか。無差別で理不尽な恐怖もホラーの面白さではあるが、「因果応報」の方がホラーっぽい気がする。
推察するに、あの怨霊も“惨拝”によって命を落とした人ではないだろうか。そして、「ざんぱい」の「ざん(さん)」から“惨拝”をするのは常に三人の怨霊。新入りが入れば、古参の怨霊は成仏が出来る。でも“惨拝”が効くのは村の外から来た外様の部外者だけで……、みたいな。
「家訓」
どうしてそんな大事な儀式の日に小さい子供を連れていったしw 結局、這い寄ってきた“何か”の正体が一切分からないという、シチューエーション的なホラー。まぁ、そんなホラーよりも「笑っているように見せるため」の親族の化粧の方が十分ホラーだったけど(笑
次回『かみ』
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