とある科学の超電磁砲S 第14話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[とある科学の超電磁砲S]
『約束』
≪あらすじ≫
計画を止めるための打つ手を失って自棄となり、施設の襲撃を始める美琴。計画を止める最後の手段は、『超電磁砲』である自分がツリーダイアグラムの予測演算よりも弱いと見せかけることで、研究者たちに演算結果が違うのではないかと疑わせること。
当然、その代価は自分の命――
一方、当麻は美琴の寮を訪ねる。出迎えてくれた黒子のおかげで部屋に入れた当麻は、黒子が寮監の相手をしている間に、美琴が入手した“絶対能力進化計画(レベル6シフト計画)”の書類を発見し、美琴とミサカ妹が置かれている現状を知る。
美琴の前に立ちはだかる当麻。
「自分一人の命で一万人近い命が救われる」と叫ぶ美琴に、「そんなやり方じゃ、誰も救われない」と説く当麻。力ずくでも次の実験現場に介入しようとする美琴に、当麻は「お前とは戦わない」と不戦を貫く。いつもはかき消す美琴の電撃を敢えて受けるその姿に、遂に美琴の膝が折れる。
そして、当麻はこの計画を止められる、もっと単純な方法を告げる。それは――
≪感想≫
なんか、「バカじゃねぇの」って言われると思うんだけど、最後の方、美琴と一緒に泣きそうだった。 大の大人が情けない話だけど……『禁書』のアニメ版を知っているから、展開は当然予想出来たんだけどねぇ。でも、『超電磁砲』版は、美琴の苦悩をずっと描いてきただけに、より一層、当麻のヒーロー的な部分が光って見えたのかもしれない。
当麻にあれこれ言って、電撃当たった時に思わず助けようと右手を差し出すんだけどそれを引っ込めたり、細かいところで「誰かに助けて欲しい」決意と「自分でまいた種だから自分がやらないといけない」本心が入り混じった描写はグッと来るものがある。
それら踏まえて、ホント、全部分かってた展開なんだけどね。「何でも解決してくれる母親がいない」「ヒーローなんていない」っていう美琴の独白は、最後はここに繋がるためのものだってことも、全部分かってたけど、やっぱり上条さんは主人公だった。
こ れ は 惚 れ ま す わ
いや、ガチで。伊達に、上条さんは一級フラグ建築士じゃないんだよ、うん(ぇ 『禁書』版知らなかったら「何捻くれてんだてめぇ!」みたいな形で美琴も上条さんは説教パンチしちゃうんじゃないかって思うところだけどw
一度『禁書』でやって改めてこうして『超電磁砲』で美琴が当麻に惚れるに至った経緯を知ることが出来たのは、今後まだまだメディアミックスを『とある』シリーズはするだろうことを考えても良かったのかもね。
それにしても、黒子はシリアスが保てなくなってしまったん?(´・ω・`)
美琴がヤバイことに巻き込まれてるって分かりながら、ベッドにダイブしてその匂いで悦に入ってるって、もうダメ過ぎだろw でもまぁ、こうして観てみると美琴の恋心へのアシストは黒子なんだよね。あそこで黒子が当麻を寮に入れて、ベッドの下に押し込まなかったら、もしかしたら当麻が気付いた時には全部手遅れだったかもしれないんだから……。黒子が知ったら、きっと絶叫して魂抜けそうな事実だけどwww
あと、上条さんが吹っ飛んだ電撃フィールドの中で平然としているあの黒ネコ、もしかしたら全身幻想殺しなんじゃ(爆 焼け焦げたアスファルトの上で当麻を起こそうと鳴いてる猫って良い絵だけど、良く考えると「あれ?」ってなるよねwww
そして、今週も出番なしの佐天さん……。うん、しゃーない。これはもう“妹達編”が終わるまではしゃーない。終わった時からの巻き返しに期待です。
次回『最弱(かみじょう とうま)』。 さぁ、上条さん、その幻想をぶち殺してくれ!!
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- at 01:46
- [アニメ(放送終了):とある科学の超電磁砲S]
- TB(43) |
- CO(2)
- [Edit]
「お前の味方でよかったと思ったからさ」
ここまで約1クールかけてじっくりと丁寧に御坂美琴という少女の心(及び視聴者の良心)をおろし金ですりおろす展開を描いてきたわけですが、ここに至ってヒーローへの詳細な事情説明は無用とばかりに最小限の言葉のやり取りで救済への道筋をつけていくのはさすが本家主人公です。
対する美琴の泣き顔がえらくかわいいと思ったら劇場版「~エンデュミオンの奇蹟」に参加した作画スタッフだった模様・・・ううむ、これぞまさしくヒロイン待遇(笑)いや元々ヒロインだけど。
「御坂美琴は妹達を救うためにただ必死になっていた女の子である」
上条さんにはその事実があれば十分なのですよね。特に面倒な説明などしなくても本当にそれだけで上条当麻は昨日出会ったばかりの(昔の知り合いらしい)御坂美琴の味方でいることができる。学区外れの鉄橋で一人ぽつんと立ち尽くす美琴を見つけた時にはもう彼の行動指針は決まっていたはずです。
ああでもきっと、ちょうど今頃ほったらかしにされたあげくに小萌先生の家で焼肉喰ってるはずの修道女と巫女装束は「またか、あのやろう」とむくれていることでしょう(笑)。
「だから泣くなよ」と右手で美琴の前髪に触れるのは「~超電磁砲」漫画版の冬川氏からの独自演出ですが、この作品における上条当麻という少年の在り方をはっきりと描いた名場面、ベストシーンだと私は思っています。
「とある魔術の禁書目録」という作品において、上条当麻の幻想殺し(イマジンブレイカー)はあらゆる理不尽を打ち砕く無敵の右手、物語を悲劇から救い上げる絶対の尺度として描かれますが、このアニメそして御坂美琴という14歳の少女の視点においては、それはずっと「この時この橋の上で涙を止めてくれた優しい右手」のままなのだろうなと。もっとも本人がその気持ちの正体に気づくのはまだ先の話になりそうですが。
「レベル6=最強のレベル5+クローン2万体分の戦闘経験値」という悪夢の方程式を前提から打ち崩すべく夜の街を走る最弱の切り札。次回予告がまるっきり「~禁書目録」調になっている辺りからして「~超電磁砲」では珍しい素手ゴロの格闘シーンが見れそうです。