銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第14話
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[銀河機攻隊 マジェスティック プリンス]
『アッシュの影』
≪あらすじ≫
クロキ・アンジュの二重人格っぷりに戦々恐々のチーム・ラビッツ。彼女の人格および性格に起因するコミュニケーション能力の低さは、リンたちも問題視し始めていた。
一方、そのアンジュに対してチーム・ラビッツの中で唯一接しようとしているのはイズル。チームのリーダーとしてアンジュとコミュニケーションを取ろうと画策し、一緒に訓練をすることに。アンジュ自体が非常にハイスペックなこともあり、何とか日常においては少しずつチームとしてコミュニケーションが取れそう。
だがリーダーとしてコミュニケーションを取ろうと奮闘するイズルにも不安や悩みはある。そんな時は決まって夜間に外出するイズルだったが、そこでテオーリアと遭遇。テオーリアは「少し自由に出歩けるようになったので、真っ先にイズルに逢いに来た」と告白。イズルも気になっていたテオーリアの言葉にテンションが上がるが、そんな彼にテオーリアは「これだけは約束して下さい。絶対に帰ってきて」「貴方は私のヒーロー」と言葉を贈られる。
そんな矢先、チーム・ラビッツとアンジュには、オペレーション・ボライアスが発動された。
作戦は救助任務で、異常重力帯に巻き込まれて母艦ごと動けなくなったチーム・ドーベルマンを助けること。「平和な任務じゃん」とアタル始めお気楽な一同だったが、そこを強襲して来たのは何とジアート。
またしてもキレたアンジュは独断専行でジアートに突っ込むが、ジアートの戦闘能力を前に赤子の手をひねるようあっさりと撃退されてしまう。もはや特攻に近い形で突っ込もうとするアンジュとそれを迎撃しようとするジアートの間に割って入ったのはイズルのレッド・ファイブ。
テンションを高め、初陣に匹敵するハーモニクスの同調率を発揮しジアートに挑むが、それでもイズルよりジアートが上。遂にトドメという時、イズルの脳内には先日のテオーリアとの約束がよみがえる。
そして次の瞬間、イズルのハーモニクスレベルは驚異的数値を叩きだし、それに呼応するかのようにレッド・ファイブも形状を進化させて――
≪感想≫
レッド・ファイブ、カッコいい!!
物語が折り返しを過ぎるとロボット物だと後期主役機みたいなのがお約束になってくるのだけど、この作品では既存のロボットのパワーアップと言う手段を取ってきたようだ。パワーアップといっても、レッド・ファイブの形状を考えれば、当初から今回見せたフルパワーモード? リミッター解除モード? は将来的に実装の予定だったのだろう。一応機械(ロボット)なんだから、GD細胞とかいろいろ進化因子がないなら当たり前なんだけどw
マスクの開閉、第三・第四の眼の開眼、背部ウィングの形状変化、腰部アーマーの分裂などがあり、この手の強化モードは近年では『スタードライバー』や『機動戦士ガンダムUC』で見られたもの。リミッター解除と同時にロボットの一部ないし全体が変形するのは王道ではあるが、やっぱりカッコイイ。中二病と言われたとしても、ねw
変形完了後に蒼白い粒子をまき散らしながら取ったポーズも背部のウィングと粒子が合わさって光の翼・天使の翼のように見えるのもいかにも主人公機っぽい。
同じくフルパワーモードを見せつけたジアートの機体も、ジアートのテンションに呼応して変形したが、こちらは「変形」というよりも「ハイパー化」みたいな感じで機体が大型化し、さらに白く天使みたいだった通常形態から一転して刺々しい悪魔っぽい形態になったことも、余計にレッド・ファイブとの対比になったように見える。
それでも、レッド・ファイブはイズルの反応速度について来れないようで、そんなところも燃える展開。相対するかのように、ジアートの方もフルパワーモードには時間制限が……。やっぱりリミッターや制限があるからこそ、パワーアップモードは光るんだよね。これもお約束と言えばお約束だけど、いざこうして演出されると燃える。
これで最終決戦でレッド・ファイブが、サンライズの最強パワーアップのお約束である「金色化」をしたら完璧だね(笑
さて、イズルの覚醒のきっかけになったのはテオーリアとの約束というのも王道な展開。すっかりヒロインはケイだったが、ここに来てテオーリアが正統ヒロインっぽいポジションに滑り込んで来たので、EDも踏まえて将来的に最後にイズルが誰の手を取るのか、というのも大きな楽しみになってきた。
序盤以降なかなかスポットライトが当たらなくなったリンリンや整備長の台詞も多く、さらにイズルを心配するような言動も多く見られて満足。
でも、今回の最大の見どころは戦闘シーンだろうw
レッド・ファイブ覚醒からの一連の動きは凄かった。スピーディに良く動くのだけど、大雑把な動きだけじゃなく細かい動きも多いので見応えがある。ところどころで、イズルvsジアートのスピードについていけないアサギたちが静止画で描かれるので、メリハリが効いて余計にイズルたちの動きにスピード感を覚える。
12話、特別編と挟んだ構成に批難もあったようだが、今回を2クール目最初の山場として見れば、納得出来る構成にはなったのではないだろうか。というか、特別編くらい挟まないと、このクオリティのバトルシーン描けないよ。作画班が死んじゃうwww
物語としてもこれで面白くなる。
同じアッシュなら、当然レッド・ファイブ以外の機体が覚醒状態に入ることも可能なはずだ。そうなると、最後まで覚醒出来なさそうなのは、アサギなんだよねw ケイもハーモニクスのレベルが低いけど、イズル絡みでぶち切れればケイは可能性を秘めてるし。
それがなかったとしても、イズルの特殊性を見せつけられて、最年長のアサギとしてはアンジュの存在併せて異が痛い日々が続きそうw
イズル以外の人間関係でも、タマキはあっちこっちで好意を振りまいてきたがドーベルマンの一人が惚れたみたい? タマキもなんか春を迎えそうなのかwww
アンジュはチーム・ラビッツ五人の良いところを合わせた上でさらに上位互換のハイスペックさ。でも、銃の説明の時の「これからはシンプルな専門特化路線」みたいな発言は、コミュニケーション能力不足で孤高のエースとなた自分のことなのか、それとも何でも出来る万能な自分自身に対する皮肉なのかな。
次回『ヴェスタ防衛』
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