這いよれ!ニャル子さんW 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[這いよれ!ニャル子さん]
高校生の少年、八坂真尋の前に突然現れた銀髪碧眼の美少女は、自らをクトゥルー神話に登場する邪神・ニャルラトホテプと名乗り、しかも宇宙人であることを告白。
そこから始まるニャル子と真尋を中心とした、邪神(宇宙人)と地球人が入り乱れて巻き起こるトラブルだらけの日々…。
2012年、日本列島を揺るがした怒涛のハイテンション混沌ラブコメディが、よりカオティックになってカムバック!!
世界よ! これも日本のクトゥルーだ!
(公式HP INTRODUCTIONより抜粋)
そんな『這いよれ!ニャル子さんW』の私の評価ですが...
B+
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
這いよれ!ニャル子さんW 総評
放映日:2013年04月~2013年06月(全12話)
私が視聴した放映局:テレビ東京
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:B
中盤のクー音編とその余韻がややしつこさを感じたものの、それ以外の部分は安定して面白かったと思う。相変わらずパロネタが多いので、その辺りは人によって評価が分かれるところ。私はどちらかというと好意的に解釈しているつもり。
演出 評価:A
ギャグアニメ・パロアニメとして必須のオーバーリアクションを描写する演出はそこそこ上手い。抜群に上手いとは思わないけど、まぁこれは乱発しているせいでもあるので何とも言えないところ。
個々のキャラの心理描写もあって第一期よりは深く掘り下げられたのではなかろうか。ただ、やり過ぎるとシリアスになりがちな傾向もあるので、そこだけは気をつけて欲しい。
作画 評価:B
第一期よりちょっと癖が強くなった?
CAST 評価:A
先に挙げたようにオーバーリアクションを影で支えた声優陣の奮闘はもっと評価されるべきなのかもしれない。あの独特の声音、間合い、大げさな声の張りがあってこそではないだろうか。
OP/ED/BGM 評価:C
OPは最初どうかと思ったが気がつくと第一期で一世を風靡したOPに匹敵するほどの中毒性があった。OP演出自体も悪くない。
一方でEDは工夫をし過ぎてしまった感じがする。複数のEDを作ったことで全体的にED曲に対する印象が極めて薄く、演出に対するクオリティも決して高くない。人気が出たことで個々のキャラソンによる収益アップを狙ったのだろうが、作品としては第一期のように一本化した方が良かったのではないか。
総合 評価:B+
内訳:A評価(4点)×3+B評価(3点)×1+C評価(2点)×1=B+(3.4点)
第一期より良かったかなーと思ったら評価自体は同じだったw 心象としては「当たり外れの大きい第一期」と「安定感のある第二期」という違いかな。どちらかというと第二期の方が同じ評価・同じ点数でも若干好印象。第一期は終盤崩れた印象があるせいかもしれないが。
パロネタを乱発することに対しては賛否あるものの、私としてはこの作品の特徴であり方向性だと思うので、それは良いと思う。逆にそこからズレてシリアスをしたり、「ラブ(クラフト)コメ」じゃなくて「ラブコメ」をやり出したりする方が作品としてブレてしまうので気をつけて欲しいところ。
原作のストックさえあれば長く続けられるコンテンツになっていると思うので、次にどういう展開をしてくるのかも期待したい。
おまけ
ベストキャラTOP3
1位 クー子
第二期で株を上げたキャラは間違いなくクー子。真尋にアプローチするだけの理由づけも出来たし、良いキャラになったと思う。
2位 余市
おいたん!(マテ もう少し出番があると良いねw
3位 ニャル子
クー音編での嫉妬とその後の余韻の引っ張りがややウザいものの、それでも終盤のバーベキューや最終回では可愛く描かれていて良かったと思う。
- at 08:51
- [アニメ(放送終了):這いよれ!ニャル子さんW]
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