百花繚乱 サムライブライド 総評
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[百花繚乱サムライガールズ]
「将」としての力を高めるため、修行の旅に出ていた宗朗。
だが、旅から戻った彼が見たものは、道場の門に掲げられたメイド喫茶の文字と、メイド服に身を包む十兵衛たちであった。
世界的な金融恐慌“礼萬ショック”の影響で幸村が運用していた資金が底をつき、生活するためにはお金を稼がないといけないというのだ。
道場のメイド喫茶化に納得のいかない宗朗であったが、すでにメイド喫茶準備のために道場は借金の担保になっており、後戻りはできない状況となってしまっていた。
しぶしぶながらもオープンするメイド喫茶“真陰(トゥルーシャドウ)”。
オープンしたメイド喫茶に訪れた最初の客は、柳生道場を探す謎の4人組であった。
彼女たちは自らを四剣鬼(ダークサムライ)と名乗るが…。
(公式HP ストーリー 1話より抜粋)
そんな『百花繚乱 サムライブライド』の私の評価ですが...
C
です。(SS、S、A~Dの評価)
では、詳細は続きをどうぞ。
※あくまで評価は、私的主観によるものですのでご了承下さい。
百花繚乱 サムライブライド 総評
放映日:2013年04月~2013年06月(全12話)
私が視聴した放映局:TOKYO MXなど
総評
※評価についてはこちらからどうぞ→評価について。
シナリオ構成 評価:C
見れたもんじゃない、というつもりはないが、お世辞にも良かったとは思わない。第二期は、バトル物にありがちなパワーインフレを引き起こした上に、最終的には「努力してそれら新しい敵を打ち負かす」のではなく「別の存在が出現して曖昧になる」というバトル物としてはお粗末な結末を招いた気がする。
せっかく実在・架空などいろいろあるだろうが、有名な武将の名を冠したキャラクターを登場させておいてバトル要素がよくないと言うのは構成自体があまり上手く行っていない証ではないかと思う。
演出 評価:C
“墨”描写に期待したが、肝心の戦闘やバトルシーンが大したモノではなかったので力を発揮知れなかった感は否めない。
キャラ数もうっきーやダークサムライ、前田慶次と数が増えたせいで個々のキャラクターへの掘り下げが不足した。もう少しキャラクター数はスリム化を図るべきだった。
作画 評価:B
可もなく不可もなく。ただ、せっかくの墨描写なのに今作ではダークサムライが登場したことで墨に色を付け始めてしまい、和のテイストや雰囲気を損なったのは頂けない。
ただヒロインたちは可愛く、セクシーに描けていただろうし、それでプラマイゼロか若干のプラスと言った具合だろう。
CAST 評価:C
既存のキャストの方もなんか最初の方はキャラクターを忘れている感じか? 第一期をちゃんと観直した上で比較していないので何とも言えないが、主演の悠木碧さん含めて全体的にキャラをちゃんと掴んで演技されている方を見受けなかった。
新キャラはそういう心配はないモノの、今度は「キャラと声があってる?」と疑問を呈したいキャラも少なくない。
OP/ED/BGM 評価:B
エンディングを第一期を踏襲した感じで小ネタを挟んで来る辺りのセンスは相変わらず面白かった。
総合 評価:C
内訳:B評価(3点)×2+C評価(2点)×3=C(2.4点)
墨演出、バトル要素とセクシー要素の比率など第一期を個人的には高く評価していた(第一期 Sランク評価)だけにこの出来は素直に残念。
私としては、やはりダークサムライの存在がネックになったと思う。あれによるキャラ数の増加でスポットライトが分散、キャラの掘り下げも甘くなり、さらにマスターサムライが普遍化して希少性が消えた。
さらにこれによってパワーインフレを引き起こす結果となり、戦闘シーンそのものの魅力も下がった。せめてダークサムライと既存のマスターサムライたちが互角・五分の戦いを最初から出来る程度にダークサムライの設定を抑えていれば、緊張感が出てまだ戦闘シーンの魅力を別の方向から支えられただろうが……。
しかし実際にはダークサムライを倒すために努力して覚醒するのかと思いきやどちらかというとそうではなく、第一期同様もっと大きなセカイ系の話が出てきてあやふやになった感もあり、不完全燃焼。
ビジュアルとしてはセクシーな部分もあったが、一辺倒な演出も多く特に既存キャラのキャラクターの魅力を引き出していたとは言い難い。
何度も言うが、第一期を勝っていただけに残念な第二期になってしまったのは寂しい。
おまけ
ベストキャラTOP3
特になし
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