2013年07月期 アニメ新番組 放映前評価(後編)
さて、事前評価はこれがラストとなる後編です。あくまで個人的な事前予測・事前評価なので、そこのところを重々承知の上での閲覧をお願い致します。
では、興味のある方は追記へどうぞ。
テンプレートはこんな感じ。
『作品タイトル』(公式HP)
原作: 主要放送局:
期待度:
不安度:
未知度:
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
評価解説文
『神のみぞ知るセカイ 女神篇』(公式HP)
原作:コミック 主要放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビせとうちなど
期待度:80
不安度:25
未知度:25
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:90(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
原作はコミック。すでに第二期までアニメ化されている作品。原作未読、アニメ第一期・第二期共に視聴および感想掲載済み。
おそらく夏期アニメにおいて唯一と言っていい、視聴+感想が確定している作品。「女神篇」ということで新しくどういうストーリーが描かれるかは分からないが、久々の“神にーさま”と“エルシィ”の活躍に期待したい。
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(公式HP)
原作:Webコミック 主要放送局:テレビ東京、AT-X、テレビ愛知など
期待度:30
不安度:50
未知度:40
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:35(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
ラノベみたいなタイトルだが、実際はガンガンONLINEで連載されているWebコミックのアニメ化。原作未読。
とりあえず、昨今のラノベに良くある「高校デビューに失敗した主人公」が軸となっている作品っぽい。なので新鮮さは一切ない。
キャラデザは、主要三キャラの内、二人のキャラクターが目の下に強いクマを持つと言う、好みが分かれそうな万人受けしない形なので、そこがいざ動画としてアニメの中で動く時にどういう印象を視聴者に与えるか、というところだろうか。
先にも挙げたように、決して真新しい設定ではないため、物語で勝負出来ないと厳しい。
『銀の匙』(公式HP)
原作:コミック 主要放送局:フジテレビおよびフジテレビ系列など
期待度:70
不安度:50
未知度:20
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:65(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
数度のアニメ化や劇場化など一世を風靡し今なおコアなファンが多い『鋼の錬金術師』を荒川弘先生の作品。原作はサンデー連載で、原作未読。それにしても『鋼の錬金術師』で名前が売れていたのだろうが、それを差し引いても全く違うジャンル・全く違う雑誌媒体でそれぞれアニメ化を果たすというのは、なかなかにヒットメーカーなんじゃなかろうか、このお方。
さて、本編はノイタミナ枠での農業高校の話……と、どことなく『もやしもん』みたいな雰囲気もあるが、たぶんあそこまで気楽に観れる作品ではないんだろうなーと予想はしている(笑 そこは『ハガレン』の作者だろうし、実際に「汗と涙と家畜の酪農青春グラフィティ!!」なるキャッチコピーもあるようだから、週刊系少年漫画の代名詞的な「友情」「努力」「勝利」みたいな方程式な作品なのかもしれない。
まぁ、原作を読んでいないのでその辺は何とも言えないが、あんまり青春モノは得意ではないのだが、どうしたものかw あと、先日お亡くなりになられた内海さんの遺作(亡くなられる前に出演シーンは収録済みとのこと)だしね……。
『超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION』(公式HP)
原作:ゲーム 主要放送局:BSアニマックス、TOKYO MX、テレビ神奈川など
期待度:55
不安度:15
未知度:20
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:60(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
同名のPS3用ゲームが原作となっている作品。原作未プレイ。それなりに人気が出て売れたのか、割と続編が作られているようである。
アニメ化においては、今期で貴重な女の子が戦う系の作品(まぁ、前期から続く『超電磁砲S』などはあるんだけど)。「異世界モノ」「変身モノ」「バトルモノ」と言う要素と、ほぼ登場キャラの全てが女の子という萌え要素が加わって、なんかまー、ここまであざといといっそ清々しさすら覚えるw
これだけの要素があると逆に不安要素なんてものはなく、あるとすればこれだけ色んなモノを詰め込んだ末に全部中途半端に終わることくらいが不安かな、という程度。
キャストも、これだけの規模の作品の割にはベテランから若手までの、とにかく名実ともに人気の声優さんが揃うので、それだけでも1話は視聴の価値があるかもしれない。
『ガッチャマン クラウズ』(公式HP)
原作:アニメ 主要放送局:日本テレビ
期待度:20
不安度:65
未知度:80
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:25(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
『ガッチャマン』のリメイク、というよりはスピンオフに近い作品らしい。昨今の『ヤッターマン』や『宇宙戦艦ヤマト』などの新規リメイクや実写化といった、往年の名作を若い層に普及することによってコンテンツの延命化を図っている作品の一環か?
結構独特のキャラデザと作品としての雰囲気がある。と思ったら、監督は『C』や『つり球』の監督だったのでなんか納得w
物語としてはあくまで『ガッチャマン』なのでそれに準ずる感じなのか、それともそれを良くも悪くも壊してしまうのかと言うのは不安であり、期待でもある。
難点は放送枠が現状で日本テレビのみと言う点。しかも金曜深夜枠という、アニメ業界における最激戦区の一つというのが、裏目に出そうな予感も……。
『ふたりはミルキィホームズ』(公式HP)
原作:メディアミックスプロジェクト 主要放送局:TOKYO MX、サンテレビ、テレビ愛知など
期待度:-
不安度:-
未知度:-
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:-(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
『ミルキィホームズ』シリーズの最新アニメ。アニメ化は第三期? 良く分かってなくてすみません。評価がないのは一切手つかずなので。
今期のタイトルは『ふたりは~』とまるでプリキュアみたいなネーミングだが、その辺は意識しているのか否か。新キャラ(?)も加わるのか公式HPは6人絵になっている。
『君のいる町』(公式HP)
原作:コミック 主要放送局:テレビ東京系
期待度:25
不安度:20
未知度:25
(期待・不安・未知度を、最高値「100」で評価)
事前評価:25(「100」を最高値に事前の総合的な期待度合いを数値で表現)
マガジンで連載中の作品のアニメ化。作者である瀬尾公治先生の作品としては『涼風』とそのアニメ化が記憶にある。原作未読。
出身地の利点を活かすのか、前作『涼風』に続いて東京-広島というラインが一つのカギを握っているよう。基本的には『涼風』と同じ青春恋愛ストーリーという感じのようだ。ただ、前作の終わり方が終わり方だったからなぁ(笑 作風としては割とガチに出会いと別れを繰り返して、最後にならないと本命ヒロインまで辿り着かないイメージがあるw
アニメーション制作がGONZO、脚本・シリーズ構成が吉田玲子さんとガチでもネタでも割と注目を浴びるか?
《事前評価ランキング》
====視聴・感想確定(評価90以上)====
・神のみぞ知るセカイ 女神篇
====視聴・感想の公算有(評価85)====
・サーバント×サービス
・ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation
====視聴未定だが大きく期待(評価80)====
====ダークホースの可能性(評価60~75)====
・有頂天家族(75)
・たまゆら ~もあぐれっしぶ~(75)
・ローゼンメイデン(70)
・<物語>シリーズ セカンドシーズン(70)
・てーきゅう 第2期(70)
・きんいろモザイク(65)
・ステラ女学院高等科C3部(65)
・銀の匙(65)
・超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION(60)
放映前から「(2013年夏期は)豊作」と言われているが、私の中では放映前で視聴と感想が確定しているのは『神のみ』だけという、結構厳しいスタートになりそうである。
その中で期待しているのは日常系としての『サーバント×サービス』、ミステリ系としての『ダンガンロンパ』といったところ。あとは『有頂天家族』は化けるかもしれないなーという予想をしているくらいか。
事前評価で60~75といったラインの微妙なところの作品が多いので、人によってはこの辺りの作品がもっと事前評価が高かったりするのだろう。
一般的な本命作はたぶん『<物語>シリーズ』のセカンドシーズンと『ローゼンメイデン』『銀の匙』かな、とも思っている。多分この辺が三本柱、あるいはここに『ダンガンロンパ』を加えての四天王といったところ。
『<物語>シリーズ』に関しては、実は感想の予定はおろか視聴の予定すらない。というのも、正直ちょっと飽きているw 良くも悪くもとても“濃い”作品であることは間違いなくて、それ故に何度も何度も濃い味付けの料理を食べると飽きる感じに、第一期・第二期・特別編(年末のやつ)と観てくると、もうお腹いっぱいというか、濃い味付けにちょっと飽き飽きしている感じがあるので、もう良いかな、と。そういうのを裏切ってくれる内容だと良いのだけど、たぶん、それは期待できないしw
他の二作品はもしかしたら観るかも、と言う感じか。特に『ローゼンメイデン』は以前のシリーズを一切知らないので、ハードルの高さや敷居の高さを感じている部分があるので……。
個人的な本命は先にも挙げたように『神のみ』。対抗馬は『ダンガンロンパ』かな、と。ダークホースは『有頂天家族』あるいは『たまゆら』かなぁ、と予想。
もちろんここに春期から続く『マジェプリ』や『超電磁砲S』が加わるので、これはこれで結構強いラインナップなのかもしれない。
白米
自分も一番気になっています。
ネタバレ上等な自分の悪癖として、アニメを2~3話視聴して面白いとすぐに原作に手を出してしまったりwikiを見てしまったりするんですが、台無しにしない程度に楽しみたいです。
逆に原作既読のものには今回さほど食指が動いてないですが、イメージとしては、
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い:
毒の強い怪作といった感じで、高校生辺りが観るとトラウマになるかも。話題性はあるけれど万人にオススメできない。
プリズマ・イリヤ:
奈須きのこ作品でない割にfateの血はちゃんと引いてる作品だと思うけれど、自分はそこまでハマれず・・タイころやファンタズムは好きなんですけが。
ただSNファンを不快にさせるような作品ではないと思います。
銀の匙
少年漫画らしからぬ、青年誌あたりでやりそうな素朴な作風に自分は好感を持ちましたが、アニメでどれだけ映えるんだろう・・・といった感じ。安定した人気は出そうですが。