CLANNADのプレイ日記の第5回目です。今回は、ラストは涙が止まらなかった感動シナリオの一ノ瀬ことみ・伊吹風子の2名です。では、続きはOPENからどうぞ。
※注意
以下の追記にはネタバレ要素が多分に含まれています。CLANNAD未プレイで今後プレイ予定があり、さらにネタバレを好まない方は見ないことをオススメします。
私は、主人公の名前をデフォでやっているため、一部を除いて以降主人公を「岡崎朋也」あるいは「朋也」と表記します。
一ノ瀬 ことみ(いちのせ ことみ) CV:能登 麻美子
プレイ時間:6時間

<解説(解説書より)>
主人公の同級生で、学年トップの秀才。でも、授業に出ずに図書室で本を読んでいることが多い。ちょっと浮世離れしていて、会話が噛み合わないこともある。
<感想>
浮世離れと言うか、精神年齢が小学生くらいのまま高校生になっちゃったって感じがしたキャラクター。まぁ、それはあながちハズレでもなかったのは、意外でしたが。
物語は、『幼い頃に出会いながらも、主人公だけはそのヒロインのことを忘れてしまったまま、数年後に再開する』『物語が進むに連れて記憶を取り戻す』と言う、どこかで見たような設定です。似たような設定ですぐに思い出したのは、同じKey作品であるKanonの川澄舞と言うシナリオは、ちょうどこんな感じだったな、と。思えば舞も浮世離れしたキャラクターでしたし、そう言った意味ではだいぶ共通点がある感じです。
ことみシナリオの終盤、両親から数年越しで誕生日プレゼントが届くシーンはCLANNADをプレイしていて初めてマジで泣きながらプレイしてました。普通に思い出しただけで泣けてきそうな感じがするくらい、感動の場面です。特に、父親のカバンがことみの手に渡るまで、安易な形で奇跡的にことみの両親が拾ったのではなく、数多の見知らぬ人たちがカバンに残されたメッセージ(英語で『もしこのカバンを見つけたら、どうか娘に届けて下さい』と言う簡素なもの)を見て、その善意でカバンと中に収められたぬいぐるみの手入れをされながら、数年の時を経て最後にことみのところに辿り着いたと言う経緯がまた・゚・(ノд`)・゚・ Keyと言えば奇跡などの幻想的な要素が付きまとうわけですが、そうだとしても安易な奇跡にしないで、そこに人の想いと善意が加わったことで起きたモノだとしたところが良かったです。
まぁ、唯一気になることとすれば、楽器店の店主曰く『新品を買った方が安いかも』と言っていたヴァイオリンを修理したこと。そんな金、一体どこから……。
<お気に入りのシーン>
まずは上で挙げたプレゼントが届くシーン。カバンのCGとか出てくるところは、ボロボロ泣いていた記憶があります。゚(゚´Д`゚)゚。 それくらい感動的な場面でした。
あとは、朋也が庭の手入れを終わらせて、目を覚ました時に記憶に残る少女とことみをダブらせたシーンも良いですね。暗記してしまうくらい2人で読んだ本の一節を2人で言い合うところとか。
伊吹 風子(いぶき ふうこ) CV:野中 藍
プレイ時間:4時間

<解説(解説書より)>
主人公の通う学校の1年生。いつもひとりで、ナイフ片手に木片を彫っている
大人しい印象の女の子。出来上がった彫刻を、できるだけたくさんの人に
プレゼントしたいと思っている。
<感想>
いきなりネタバレしてしまうと、幽霊キャラ。本体は事故にあって2年間意識不明の寝たきりで、想いだけが具現化して学校を走り回っている。しかも現実とは真逆に自分を認識していたり……。
さて、ことみの時はKanonの舞のような設定だったわけですが、風子の場合はKanonのあゆ(月宮あゆ)のような設定です。そもそも、『事故で身体は意識不明で病院で寝たまま想いが具現化して幽霊となって主人公たちに会っている』時点で、もうあゆそのまんまなわけですが。この辺りは、Keyお得意のキャラクター設定と言ったところなのでしょうか?(Airをやっていないので、断言出来ないですが) あゆとの違いは、少しずつその力が薄れていき、人々の目に映らなくなり、記憶すら消え始めていくと言うところ。『常に安定を好む』と言われる世界が、『まだ病院で寝ているはずなのに学校で見かける』と言う異常状態を嫌ったがゆえに起きている現象ではないかな、と思いますが、妙にリアルで切ないです。
実は、風子シナリオは終盤になるにつれて予想外の展開で物語が進んだため、その不意打ちのような感じもあって、泣いたシナリオです。風子の姉である公子さんの結婚式の時、校門のところで大勢の生徒がいたシーン。すでに風子の記憶なんてなくて、あったとしても公子さんとの直接の接点の無い生徒たちが行くかどうかなんて全然定かじゃなかったのに、たくさんの生徒が集まっていたのは、予想外の展開でウルッときました。きっと風子の想いが本当に届いた人たちは自然と足が校門に向かって集まっていたんですね。
そして、最後の最後で公子さんの目にもようやく風子が一瞬映ったシーン。手作りのヒトデ型木製模型(?)を手渡し、「おめでとう」と言うシーンは号泣でした。゚(゚´Д`゚)゚。 意外とこの結婚式に当たっては、幸村が良い味を出していて良かったです。
あとは、相も変わらず納得出来なかったのは、渚の存在。と言うか言動。確かに風子のシナリオでは、秋生や早苗さんに関わらせるにはどうしても必要だったし、朋也と公子さんが出会うにも渚の存在は必要不可欠だったわけですが……。まぁ、渚について数多ある不平不満は渚シナリオのプレイ日記で書きます。
<お気に入りのシーン>
最後の最後で、公子さんの目にも風子が見えたシーン。号泣シーンですから、ここは外せません。
あとは、風子の記憶が薄れて行く中で早苗さんが風子の姿がもう見えないのに、見えているように頑張って振舞おうとしているシーンは切なくて泣きそうでした。
ことみ&風子終了。とにかくどちらも終盤で泣けるシナリオです・゚・(ノд`)・゚・ Kanonで確立されたと言っても過言ではない、Keyお得意の泣きゲーとしての本領がついに発揮された感じです。たぶん、今やっても泣ける気がする……それくらい感動出来て泣けるシナリオです。確かに切なくて泣いているわけですが、同じ切なさでも智代&美佐恵のように胸が締め付けられるような切なさとはまた違った感じです。この2本のシナリオだけでも、十分人にゲームを勧めたいと思えるくらいの出来です。
