あぁっ女神さまっ スペシャル版2
あぁっ女神さまっ スペシャル版1
<あらすじ>
ユグドラシルの機能停止によって起きたウルドの過去への時間逆行事件がひと段落した頃、今度はスクルドに異変が。過去を司る女神であるウルドはその力が制御しきれなくなり、ウルド自身が過去の子供の頃へと退化したのとは裏腹に、未来を司る女神であるスクルドは未来の自分、つまり大人への急速な時間進行で成長していた。
見た目はもうベルダンディーと年の離れていない姉妹と思われても不思議ではないくらいに成長したスクルド。とは言え、ユグドラシルも夕方には復旧するらしく、スクルドがこの姿でいられるのは半日ほど。
思い立ったが吉日。スクルドは、大人としての自分を満喫するべく螢一(と小型化したベルダンディー)を連れて外の世界へと飛び出した。
続きはOPENからどうぞ。
<あらすじ・ネタバレ>
全ての物事が目新しく見えて仕方ないスクルド。大学の螢一の部員からやショップの店員からも、小さい頃の自分では考えられないような螢一と恋人同士に見られる感覚に酔う。
つい調子に乗って青島(だっけ?)の誘いに引っかかってしまったりもしたが、それもまた面白さ。
しかし、そんな中でスクルドは序々に螢一に惹かれている自分に気づく。青島や他の男に腕を触られるのは嫌なのに、螢一ではむしろ安堵できる。スクルドは、目一杯螢一との時間を過ごすことにする。
ブライダル店からのお願いで臨時モデルを勤めることになったり、化粧をしてみたり……。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。時刻は夕方。すでにベルダンディーは正常に作動を開始したユグドラシルからのエネルギー供給で長い睡眠状態から目覚めていた。スクルドが元の姿に戻るのもそう遠くない。
最後は海辺に来た螢一とスクルド。子供でしかない自分。子供の時は、自分が声をかけても螢一はベルダンディーと話すのに夢中で自分には気づいてくれなかった。だったら、大人になれば……そう思っていたが、現実は違っていた。螢一が見ていて夢中になっていたのは大人じゃない。ベルダンディーだったからこそ、夢中だったのだとそう気づかされた。
「お姉さまのこと……好き?」
「……好きだよ」
「じゃあ、今の私は?」
そこまで言って気づいたのだ。
―――今の自分は……何かが違う
と。
帰宅後、ウルドはそんなスクルドの気持ちに気づいてちょっとしたいたずらを仕掛ける。手に持った接着剤で螢一とベルダンディーをくっつけて、あたかも螢一が押し倒したように見せかけたのだ。
「やっぱり螢一なんてサイテーよぉ!!」
それでも。
スクルドの部屋には、ブライダル店でモデルをした時の写真が大切に置かれていた。
<感想>
原作ネタ……ではあるのですが、ほとんどアニメオリジナルな感じですね。原作ではウルドと並行して話が進んでいたので、ここまでスクルドはピックアップされませんでしたし。
大人ver.となったスクルドの一幕。まぁ、幾ら外見が大人っぽくなっても中身はスクルドのままなわけで……特に化粧の部分とかは切実にそう思いましたね( ̄∇ ̄;)
おそらく原作を知らないで今期のアニメを観た後、これを見るとビックリするでしょうね。時間軸が逆ですから。
<MVC>
スクルド
大人の姿になったスクルドが頬を赤らめて、螢一への恋心に気づく。それは初々しい感じで良かったです。
女神さまっもこれで終了。まぁ、その辺りの総評は後日やります。
<TB先 参照リンク(URLアルファベット順)>
・http://blog.livedoor.jp/x2oa1/archives/50925479.html
・http://maruton.blog55.fc2.com/blog-entry-582.html
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